明日から本気出す

※本日の本気はお休みです。

  1. TOP
  2. 娯楽
  3. 【進撃の巨人】フロックについて考察と今後予想(122話時点)

【進撃の巨人】フロックについて考察と今後予想(122話時点)

考察・予想

第6回進撃の巨人考察、今回は頭の亀の子たわしがチャームポイント! みんな大好き☆フロックくんの考察だよ!
シガンシナ戦でピ●ミンのごとき突撃したにも関わらずうっかり生き残ってしまったがためにすっかり悪魔崇拝者っぽくなってしまった彼の今後を予想します。

第5回考察

進撃の巨人 21巻

進撃の巨人 (21)[ 諫山創 ]

個人的な感想を交えた考察や予想です。(基本、原作コミックを元にしています)
今さらなものやよその考察とかぶったりとかそりゃねーわなのもあるでしょうが、あたたかく見守ってください。考えるだけなら自由だろ?
2019年10月の122話時点の内容です。ネタバレ配慮してないんでご注意を。

そういや外伝漫画で『悪魔崇拝』ならぬ『巨人崇拝』なんてのがあったなー。
『壁教よりありえねーなハハハ』と思ってたけど、壁が破られた今こそ復活しそうな宗教だな……絶対、イェレナとかこいつみたいなのが入信するよ……(今にして思うと、巨人対戦以前はふつーにありそうな宗教だ)

  1. こうなっちゃったあれやこれ
  2. 『順番』ってなんの『順番』?
  3. 次の『繁栄』はどこだ?

こうなっちゃったあれやこれ

まずはフロックくんが悪魔崇拝者っぽくなってしまった経緯をまとめましょう。
まず彼は、エレン達と同じ104期生。訓練したのも同じ南区。
まあ、よくある『別グループの特に親しくはないクラスメイト』とか『隣のクラスの顔見知り』みたいなもんでしょうか。訓練兵卒業後は大多数の新兵同様、駐屯兵団へ行き、その後、調査兵団へ。
危険が伴う調査兵団に入るあたり、若い子なりの正義感を持った『普通の人』といった感じですね。

初登場時はちょっとチャラい系のモブの中のモブと言わんばかりのモブモブしいモブキャラでした。他との差別もせいぜい頭の亀の子たわしだけ。(原作はそうでもないがアニメ版は亀の子たわしにしか見えんかった)
しかし! 今ではコミックの人物紹介欄に登場するだけでなく、色んな読者からも『死ぬのはいつですか?』そこそこ大注目される出世を果たしました。やったね!

このままモブ道を行くと思っていた彼の運命を変えたのは、シガンシナ戦。
獣の巨人を倒すため、エルヴィン団長のピ●ミン悪魔のごとき決死の特攻作戦への参加を余儀なくされ、命を落とす……はずでしたが、うっかり投石に当たらず一人だけ無傷で生き残るというミラクル発生。しかも瀕死のエルヴィン団長までゲットだぜ!(違)
一度は団長を殺そうとするものの、思い直し、巨人化の注射器をエルヴィンに使うためにエレン達とひと悶着起こす……というのが、シガンシナ戦での彼のポジションでした。

自分より優秀でいいやつは他にもいたのに、生き残ったのは一番びびって泣いてた自分。
これ、フロックにしてみれば、自分の役目とか運命とか、そんなの感じるなというほうが無理な話ですよね。特攻前のエルヴィンの演説もこうかはばつぐんだったことでしょう。

もうこうなってくると、エルヴィンという悪魔復活に使命感燃やすのも無理ないことです。

進撃の巨人 21巻

進撃の巨人 (21)[ 諫山創 ]


ところがどっこい。エルヴィン(悪魔)に付いていくことが自分が生き残った意味だと希望? を見出した矢先、リヴァイは土壇場でアルミンに注射器を使っちゃった。
フロックにしてみれば、なんで? どーして? じゃあ俺なんで生き残ったの? むしろ俺死んどいたほうが都合がよかったとみんな思ってる? という感じだったんではないでしょうか。(そしてそれが勲章の授章式のアレへと繋がる、と)
進撃の巨人 22巻

進撃の巨人 (22)[ 諫山創 ]

そう考えると、フロック的には104期やエルヴィン、ジークよりも、リヴァイに対して『俺がこうなったのはあんたのせい』と恨みを募らせてても不思議はないんでは。(恨むんなら髭やろ! とも思いますが、髭は仕事しただけとも言えるし、顔も知らんからなぁ……向けやすいとこに向けちゃうのが弱いヤツなんや……)

しかもその後も、兵長とも先に入団してた104期ともビミョーな関係。かといって、後から入ってきた兵とあの地獄経験の気持ちが共有出来るとも思えない。(補充兵にしてみりゃ気ぃ使うわな)
もしかすると兵団内でも孤独だったのかもしれません。仲間意識もなんもないから、リヴァイのトコにまでジーク汁ばらまくとか出来たのかも。

進撃の巨人 20巻

進撃の巨人 (20)[ 諫山創 ]

↑『新兵達を地獄に導け』と言った結果生産されたのが今のフロックなら、リヴァイにとっては最高に皮肉だなぁ……もしくは、みんなはエルヴィンと一緒に逝けたけど、フロックはそこから漏れたとも言える……

今後フロックが生き残るか否かは、悪魔的思想になっちゃった原因を『人のせい』にするか、ライナーみたいに『自分のせい』にするかで変わりそうな気がします。でもこいつ、自他ともに認める『雑魚』なのよね。
『自分のせい』にした上の覚悟でやってるんならむしろ好感持てるけど、行動も態度もまったくそんな風に見えないのがなぁ……
仮に生き残ったのがマルロとか他の人だったとして、みんながみんなフロックと同じ思想になるかっつーと、そんなこたぁないし、納得出来るまで兵長と話をすることも出来たんだから、決して『人のせい』だけには出来ないと思うよ……

『順番』ってなんの『順番』?

ハンジさん考察でも触れた『順番』について、再度考察したいと思います。
『そもそも『順番』ってなんの『順番』やねん』ってことですが、最初に言ったのが中央憲兵のサネスさん。
彼の目線から言えば、この『順番』というのは『繁栄と衰退』のことではないでしょうか。
王政編で、兵団は中央憲兵(王政)に勝利したことでまさに『繁栄』しました。
そして敗れた王政と中央憲兵は『衰退』。
しかし今現在、兵団はイェーガー派によってトップのザックレーさん爆死、憲兵団およびピク爺含む駐屯兵団上層部は巨人化と、まさに『衰退』の状況です。そう考えると、『順番』とはハンジさん個人に対してではなく『兵団』という組織に対しての言葉ではないでしょうか?
憲兵団、駐屯兵団がボロボロで、残る調査兵団はっつーと、

【122話時点の調査兵団現状】

  • 古参がハンジとリヴァイのみで、長いのでも4年目の104期数名
  • 中堅クラス(駐屯や憲兵からの移籍組)はジーク汁によって巨人化し、その後全滅
  • 訓練兵卒業して間もないと思われる新兵は古参組と信頼関係を結ぶ前にフロック・イェレナによってイェーガー派に染められ、調査兵団からごそっと離脱(でもってマーレとの戦闘でバタバタ死んでる)

ということは現在、調査兵団はシガンシナ戦生き残った9人から、エレン、フロック、死亡したサシャを引いて6人ということに。(※今のところ、イェーガー派と敵対してる描写の調査兵が104期以外で見当たらないので6人とします)
さらにリヴァイは重傷で、仮に戦えるにしてもパワーダウン必至。(それでもジャンコニーより強そうな気もするけど……)
しかも訓練兵までイェーガー派に持って行かれ、もうこれ、調査兵団どころか兵団組織そのものが壊滅と言ってもいいくらい崖っぷちでは?

かつてエルヴィンは、状況が一向に変わらない王政をひっくり返すために、ピクシスやザックレー達兵団を味方につけてクーデターを成功させました。

しかし現在、兵団は動きが鈍く、時間が過ぎるだけで状況が一向に変わらないと、かつての王政のような状態。
そしてハンジ団長もあくまで兵団側の人間。兵団上層部と渡り合おうにも、逆に兵団側から警戒され、距離を置かれてしまいました。(エルヴィンの時とは状況が違いすぎる)
そんな中、今度は自分が兵団ひっくり返したる! とイキった結果が今のフロックとイェーガー派なのではないでしょうか。

進撃の巨人 28巻

進撃の巨人 (28)[ 諫山創 ]

↑腹立つことに、言ってることは間違ってないのよね。

そしてまんまと兵団を乗っ取ったイェーガー派は『繁栄』の状態……なのですが。ここで気になるのが、

『順番』

なんですよね。

なにが言いたいかっつーと、この『順番』、

次はイェーガー派

に行くんじゃないかと。

その中核であるフロックは、新兵を使って悪魔的な行為(ジーク汁とか芸術の爆発とか)をさせたり、かつての教官や上官に銃を向けたりと、兵団組織壊滅のために結構やらかしてる。
もちろん本人は、ガチで『エルディアを救うため』に、かつて王政をひっくり返したエルヴィンをマネたつもり? でやっているのかもしれないけど、エルヴィンは王政をしっかり見定めた上で犠牲は最小限、それに自分自身も犠牲になる覚悟でやってたんですよね。
そのエルヴィンに対し、フロックは、ただただ状況を動かすことだけに使命感を燃やし、手段は選ばないしなにより他のイェーガー派達の命を背負っているようにも見えない。(むしろ責任を背負うべきはエレンであって自分じゃないと思ってる?)
そしてイェーガー派も、どっちかというと勢いとか周囲のノリ、中には半ば脅迫されてついて来ちゃった人もいるでしょう。そしてマーレとの戦闘でバタバタ死ぬわ、壁巨人出てくるわと訳の分からん状況になるし。

進撃の巨人 24巻

進撃の巨人 (24)[ 諫山創 ]

↑果たしてフロックは、『自分で自分の背中を押した』のか『仕方なく』だったのか。

となると。次に考えられるのが『イェーガー派の内部分裂』。

フロックって、クルーガーさんの『人を愛せ。それができなければ繰り返すだけだ』の『人を愛せなかったバージョン』に見えるんですよね。

進撃の巨人 22巻

進撃の巨人 (22)[ 諫山創 ]


フロックがこのままトントン拍子にうまいことやっていったら、出来上がるのは、かつてのエルディア帝国としか思えない。(『悪魔を復活させる!』ゆーとるもんな……)
しかし、エレンがそれを復活させるわけないのは122話ではっきりしている。(復活しちゃったらユミルちゃんの悲劇の繰り返しですもんね……)
つまりエレン的には、もう『イェーガー派』に用はない……というより、言い方悪いけど『邪魔な存在』なのでは?

今後のエレンの行動によって、フロックに煽られてたイェーガー派が冷静さを取り戻し『話ちゃうやん!』『いやいやそれヤバいって!』みたいな展開になった時、果たしてフロックはそれを抑えることが出来るでしょうか?

『進撃の巨人』という漫画は、過去の行いが痛烈な皮肉となって返ってくる漫画なわけでして。

なんか責任問題とか八つ当たりで、フロックが新兵達に集団でボコられる展開があっても不思議はないと思うんですよね。
ほらこの子、『地獄が足りない』とか『雑魚にも値踏みする権利はある』とか言ったり、さらには『悪魔の復活』を使命としてたからさ……『雑魚(新兵)に値踏み』されて『悪魔』化した集団にリンチされるという地獄を味わって死亡とか、最高に皮肉効いてると思うの……

進撃の巨人 22巻

進撃の巨人 (22)[ 諫山創 ]

次の『繁栄』はどこだ?

そしてイェーガー派に衰退の順番が回ったら、『次はどこが繁栄するの?』というわけですが、それはアルミンと帰って来たハンジさんではないでしょうか。(『帰って来たウ●トラマン』みたいだな……)
アルミンやハンジさんには『どうにかしようと動く意思』があり、それを『実行出来る力』はあったものの、『自由に動けるポジション』がなかった。
しかし『兵団』というしがらみが消え、イェーガー派も消えたとなれば、まさにハンジさんのターン。
ハンジさんは王政編での行動から見ても、自分の自由に行動したほうがうまくやれる人に見えます。(自由にさせてくれるエルヴィンの元だったからとも言える)
そしてアルミンも、エレンの発破でゲスミン覚醒。
そう考えると、これまでの一連の事件はエレンがうまいことお膳立てしてくれたとも取れますね。
ヒストリアの考察で少し触れましたが、最終的には王家も兵団もなくなり、『虚像の繁栄』が『真の繁栄』となって終わるとか、そういうラストもありえるんでしょうか。知らんけど。

今回はここまでです。
改めて振り返ってみると、フロックくんとは、やってることはアレなのに、言ってることはだいたい正しいというまさに正義の味方でしたね! (言ってることは正しいが、言ってるお前が気に入らない系男子)
こんなにがんばっているのに読者からのお早い死を期待される嫌われぶりは『そこに、愛はあるんか!?』に尽きるかと。(ア●フルのおかみさんは正しかったんや……)

個人的には、フロッくんにはこのまま漢らしく悪魔道を貫いてもらい、ハンジさんやリヴァイ、あと『弱い人の心がわかる』とマルコに言われたジャンとひと悶着あって欲しいところです。
どのみち、ひでー死に方する未来しか見えないのですが、読者の期待? を裏切って、意外と長生きする可能性もあるのかも?
フロッくんの今後の活躍に、そこそこ注目です。

↓2020/5/30フロックのためのフロックな動画作りました。(128話時点)

【動画で】フロックのためのフロックな考察【進撃考察】

↓前回考察

【進撃の巨人】ヒストリア考察と122話考察追記

↓次の考察

【進撃の巨人】123話考察と感想

0