白内障で目ん玉の改造手術してきた件 後編
白内障の手術して入院もしてきました。前編はコチラ。
入院2日目。
朝食後、診察。
診察前、看護師さんがガーゼ外してくれます。目の曇りが取れてスッキリ!
ガーゼ取るまで目を開けるの怖かったんですが、見えるとやっぱ感動するな……(とはいえ、レーシックじゃないから視力そのものは戻りません)
ちなみに人工レンズにすると、視力変わったり『究極の老眼』になると聞いてたんですが……ありゃ? 眼鏡の度数が合わないなんてこともなく、そんなに不都合な感じはしないな……
手術前は、片目だけ老眼かぁ……と、ちと抵抗あったんですよ。(すでに老眼出てる人は気にしないだろうけど)
そしたら先生が、『遠近両用の人工レンズがあるよー』と。
先生「保険適用外だから、七十万ほどします」
自分「あ、適用内のでいいです」
老眼になることにしました。
で、術後、左目だけ老眼になったわけですが、たしかに手を近づけると、ぼやけて見える。
特に不都合は感じないんですが、本読んでる時とか、ふとした時にやっぱぼやけてるのがわかります。これが……! 老眼……!
眼鏡は左だけ老眼用のレンズに代えればマシになると思いますが、術後はしばらく視力が安定しないそうなので、2ヶ月後くらいになりそうです。
さて、その後は裸眼で過ごせるようになりましたが、やっぱ針刺したからね。白目の部分が充血してます。
まぶたを持ち上げると、あー、ここに針刺したんだな……って穴もちゃんとあります。意外と中身漏れないんだな……
術後、何に注意しなきゃいけないって、感染症なんですよね。
穴開いてますからね。雑菌が目に入ると、膿んでえらいことに。
なので飲み薬や目薬で雑菌から目をガード。
2日目も診察後は自由。食事制限もないので、1階のコンビニ行っておやつとかもOK。
とはいえ、目のためには寝てるのが一番なのでしょうが……事前に図書館で借りてたくそ分厚い本を読むという、目を休ませなきゃいけないのに目を酷使するという……(いや……本読むくらいはOKって先生言ってたし……)
このタイミングで読まんと家じゃ手がつかんと思うてな……
3日目には退院。
『入院』と聞くと、真っ先に何が困るっつーか、もっとも気になることがあります。
で、おいくらまんえん?
手術だけでも10万くらいはするか? と思ってたんですが、意外と安かった……2日の入院費込みでも8万行かない。
治療法がない時代は、大金積んでも治らなかったわけですよ。そう思うと、治療法の確立、コストの削減に成功したイガクのチカラってスゲー!
さらに、年収によりますが、控除が受けられます。
控除に必要な書類(※『健康保険限度額適用認定書』のこと。収入に応じて支払う医療費の限度額があり、それを超えた金額は返金される)が必要だから、会社に問い合わせてね。と。
ちなみに退院したのが土曜日で、カード払いは平日しか受付けてないんで、火曜日、診察ついでに支払うことに。
そんなわけで、
1.健康保険会社に控除の書類発送を依頼
2.診察に来た時にカード払い(この際、全額支払い)
3.さらに後日、届いた書類をまた病院に持って行って一部返金してもらう
……結局、これで有給二日消費した……
事前にそういうの知ってれば、入院前に控除の書類取り寄せて、2の時にまとめて出来たんだよなぁ。
入院する時は、こういう制度を事前に調べておきましょう。つか、病院側も事前に教えてよ……
さて、退院後の生活ですが、地味に困るのが、
先生「術後10日ほどは洗顔禁止です。シャンプーもダメ」
………(;´Д`)
風呂の水が顔にかかる→そこから雑菌が入る
で、それを防ぐため、シャンプーは禁止。洗いたければ美容院で仰向けに洗ってもらってね。とのこと。(首から下はふつーに洗ってOK)
しかし10日シャンプーなしはキツいよ……
かといって美容院は金かかるし……
そこで防水フィルムや医療用テープを貼りまくって絶対目に泡や水が入らないよう体そらせながら雑に洗う。(デコ部分はやっぱ垂れてくるのが心配なんで泡つけない)
すすぎですが、シャワーで軽く流してから、湯船で背中そらしながらお湯洗い。(次入る人がいないから出来る荒技)
うっかり手が滑って湯船にドボンしたら悲惨ですが……
ちなみに個人差はありますが、私の場合は10日たたず洗顔OK出ました。
目の穴ってちゃんとふさがるんだね……充血も、日に日に治ってます。
そんなわけで手術も、術後経過も順調ですが、また右目がいずれ白内障出るかもしんないんだよね。年とると、誰でも出るから。
いずれ、手術なんぞせんでも、点眼で治る時代が来るといいなぁ……