進撃の巨人34巻 最終巻表紙で考察!最終話『あの丘の木に向かって』の意味【最終巻ネタバレ注意】
単行本の収納に、洋服用に使ってたファスナー式の収納ボックスを使ってるんですが、別に漫画用に作られたもんじゃないし他にもっといい収納ないかと考えていたら朗報。
おお! 3箱で全巻収納可能とな!
お値段なんと税込み価格2,750円!
3個買えば合計8,250円!
…………
私は……試されているのだろうか……?(入れ物なんて、こだわらなければ100均でもまあ……)
思ったことを好き勝手に書いてるので、そりゃねーわなのもあるでしょうが、あたたかく見守ってください。考えるだけなら自由だろ?
最終34巻ネタバレ配慮してないんでご注意を。
進撃の巨人34巻にして初
これまでの表紙ルールだと、亡くなった人は背表紙から去る宿命だったわけですが、最初にして最後の、表紙と背表紙が繋がった一枚絵に!
別マガ5月号の集合絵と最終話のタイトルとも繋がった!
ライナーが何気に一番手前で大きく描かれてるの、愛を感じる。(誰の?)
ジャンが割と全力疾走してるのいいよね……
この表紙、137話『巨人』のアルミンの回想に関係してますね。でも、あれは壁があった(巨人がいた)けど、34巻の表紙にはない。
みんな子供になってるの『子供=責任がない=自由な存在』って意味なんでしょうか? ライナー達の年頃も『巨人継承する前(力を持つ責任がなかった頃)』になってるように見えるんですが。
大人になると『しがらみ』やら『責任』がどうしても発生して、否応なしに『不自由』になっちゃうからなぁ……
逆に『子供』はそういうしがらみも責任もないからこそ『最高に自由』を謳歌出来るというか。
兵団に入ってライナーに言われるまで、エレンは『力を持つ責任』なんて考えたことなかったし。
やっぱ地鳴らし発動で子供の姿に戻って『自由だ!』ってキャッキャしてたのって、しがらみも責任もない『無責任な存在=自由』になったってことだったんかね?
おかげさまで、ハンジさんが頭抱えて止めに行くハメになったんだけど……あんたって子は……
エレンにとっての自由とアルミンにとっての自由
なんか最終回まで見ると、104期って、エレンはみんなを『物理的』に自由にするために、みんなはエレンの『魂』を自由にするために生まれて来たようなもんだよなぁって思うんですよね。
137話でアルミンは『かけっこするために生まれて来た』と、何気ない日々のことを語っていたけど、アルミンって『壁』があろうがなかろうが、友達とのかけっこに満足し、外の世界への夢を膨らませ、それだけでもう『自由』を謳歌出来ていた。
『かけっこするために生まれて来た』って発言は、『魂は自由だった』って証言みたいに聞こえるんですよね。
収容区育ちのジークだって、クサヴァーさんとキャッチボールしてる時は、親には言わんようなこと愚痴ったり『自由』だったんだよなぁ……
一方でエレンは『壁』という『物理的な不自由』が許せなかったようで。
おまけに、知らん間に『巨人継承』までしちゃって、『力を持つことの責任』がこれまた物理的に発生しちゃうし。(まあ、『巨人継承』に関しては、やったのはおとーちゃんなんだけど、やらせたのは未来エレンだったんだけどね……あんたって子は……)
で、念願の壁の外に出たら人類がいて、今度はその人達の存在が『壁』となり、物理的不自由は続くし。
エレンにとっては『物理的な自由=魂の自由』なのか『両方そろって真の自由』なのか、どっちにせよ『壁=巨人』が存在する限り、エレンに『自由』はなかったんだろうなぁ……かと言って『人類8割ふみふみ』は限度超えてんだろあんたって子は。(『未来に託す』のもひとつの選択肢だと思うんだけど、『今』の自分や仲間が巨人から解放されなきゃ意味なかったんか?)
それとも手に入れた力で出来ることをやってみたかったのか……?
いや、そりゃあ『核兵器のボタン』与えておきながら『絶対押しちゃいけません』って、確かに不自由だけどさぁ。(核兵器のボタンは持ってることに意味があるのであって押すためのものではない……)
爆弾さんが『爆弾として生まれたからには爆弾としての限界に挑戦したいでござる!』とある日突然意味なく爆発するみたいな?(爆発したら終わりですよ?)
あの丘の木に向かって
この表紙、最終話のタイトルと関係してるのは一目瞭然なわけですが、この『木』って『座標』みたいですね。(そもそも『座標』が木に似てるんだけど)
すべてのユミルの民は『道』で繋がっていて、それらすべてが交わる場所が『座標』であり『始祖の巨人』。
早々に退場したメンバーだって、マルコがいたから今のジャンがいて、104期ユミルがいたからヒストリアが、ベルトルトがいたからアルミンがいてと、みんなエレンに繋がってる。
最終話タイトルの『あの丘の木に向かって』の『木』が『座標』を意味しているのなら、その下にいるエレンは『始祖の巨人』。つまり『あの丘の木=エレン』ってことになる。
137話にはあった壁(巨人)が34巻の表紙にはないんだけど、『壁(巨人)のない世界=座標がない世界』ってことなの?(壁の跡もないんだよなぁ)
『座標がない』ってことは、『血の呪い』で強制的に繋がってるんじゃなくて、みんな『自分の自由意思』でエレンの元に集まってきてくれたってことになるよね……
最終回とかの表紙って『全員集合』がお約束だけど、最終話のタイトルと相まって、これは良い全員集合。
でも結末を考えるとちょっと切ない。(;ω;)
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コメントありがとうございます!
さんじはんさん
YouTubeからようこそいらっしゃいました!
過去の考察とかちょっと恥ずかしいところもありますが、楽しんでいただけて何よりです。
進撃は完結してしまいましたけど、冬にはアニメもあるし、考察は動画も含めてこれからもまったりUPしていく予定です! ありがとうございます!
るーさん
そういう風に言っていただけると、嬉しいやら恥ずかしいやらありがたい限りです! ありがとうございます!
さて、みんな気になるリヴァイのその後は、次のどれかでしょうか。
- ファルコやガビのような後進の育成をするシャーディス教官ルート
- 金持ちかバリキャリの女性ゲットして専業主夫になる極主夫ルート
- おうちの汚れから社会の汚れまでピッカピカ☆にする『AKMおそうじ☆本舗』を起業する必殺仕事人ルート
アホな妄想はさておき、その辺も含めた考察もいずれやりたいと思っているので、その時に語らせていただきます(*´ω`*)
これからも考察はゆる~く続けていく予定なので、楽しんでいただけると嬉しいです!
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それでは今回はこの辺で。おもろかったら下にあるイイネボタンを押していただけると元気と勇気とやる気が湧いてきます(*・∀・*)ノ
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