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進撃の巨人最終34巻 追加エピソード考察!始祖ユミルの想いとミカサの頭痛の正体【最終回139話】

進撃の巨人アイキャッチ

進撃の巨人もついに最終巻となる34巻が発売しました。
特装版がBeginningとEndingの二種類。Endingはコンビニのみの販売なんで、電子版にしようかとも思ったんですが、結局、朝早くチャリこいでセブンでゲットしてもーた……
帯見たら、なにやら講談社のコミック買ったらスクラッチがもらえるキャンペーンがあるとか。
調べたら、ちょうどいつもの本屋が対象店舗だったので、

買ってもーた……
進撃の巨人Beginning
Beginningは電子版すでに買ってたのに、何紙のほうも買ってんだよ……

……ハハ、何やってんだ俺。何マジになってんだよ? お前はグッズ集めて喜ぶヤツじゃないだろ?
そんなに削ってなんの意味があるってんだよ!
進撃の巨人スクラッチ
なんだよぉお! もおおお!(ハズレあるんかい!)

どこぞのエンゼルですら集められなかった自分が金の巨人を当てるミラクルを起こせる気がしないので、このくらいで勘弁してやろうと思います。(出版社的に、紙の本売れて欲しいんやろなやっぱ……)

なお、34巻が2冊になってしまいましたが、それはきっと『2冊あれば表紙と背表紙、並べて飾れるよね★』という講談社さまの気遣いなのでしょう……
進撃の巨人34巻
紙媒体は飾れるからいいよね。

個人的な感想を交えた考察です。
思ったことを好き勝手に書いてるので、そりゃねーわなのもあるでしょうが、あたたかく見守ってください。考えるだけなら自由だろ?
進撃の巨人最終34巻ネタバレ満載なんでご注意を。

始祖ユミルの選択と後悔

さて、34巻では始祖ユミルちゃんが2ページ追加されました。
これまで一番奴隷してた子供時代の姿だったのが、死んだ時の大人の姿になっとります。あの、改めて見るとすげぇ美人なんですが……目元、ダイナとちょっと似てるかな?(この薄幸そうな美女が巨人になるというギャップ)

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]


王様、こんな美人蚊帳の外にしてほかの女はべらせるって、奴隷身分とそうじゃない人との線引き徹底してんな……

エレンもそうだったけど、姿が大人と子供で分かれてるのって、

子供の姿→『将来の夢:お嫁さん』という幼い夢を抱いていた頃(一人の女性として誰かに愛されたいというあこがれ)
大人の姿→母として、生まれてきた子供達に愛を与える立場(現実)

ってことなんだろうか。子供って基本『もらう側』で、大人は『与える側』だし。

始祖ユミルのターニングポイント

さて、この槍投げの瞬間、ユミルちゃんには選択肢がふたつあったんですよね。

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

A:エルディア王の盾になる
B:なにもしない

34巻の追加エピを見た感じ、どうやら『Bの選択をしていれば!』って後悔してたっぽいですね。ということは『底なしの愛情を持ってる子』というより『ふつーの人間らしい感覚の子』と思ってよさそう。

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]


ユミル「画像はイメージです」

さっき、『子供→もらう側』『大人→与える側』って言ったけど、この選択肢を、

A:もらう側(子供)
B:与える側(大人)

として考えるとわかりやすくなるかな。

『A:エルディア王の盾になる』って、一見『与える側(Bの選択肢)』に見えるけど、この行動の動機が『王様への愛情』とか『やさしさ』ではなく、『ここまでした私を愛して欲しい』という『自分の欲望』のためにかばってしまった(見返りを求めた)ってことになると、とたんに『もらう側』であるAの選択肢ということになる。

『B:なにもしない』ってのも、王様見捨てたように見えるけど、ユミルちゃんにとって『王様を見捨てる』とはつまり『自分の幼い夢(一人の女性として愛されたい)』を捨てるってことになるんですよね。
つまり『B:なにもしない』という選択肢は『自分の夢』を犠牲にして『『たった一人のお母さん』として生きて娘達を守る』を選択したということになるので『(娘達に)与える側』ということになる。

でも現実は『A:エルディア王の盾になる』を選択してしまった。

エルディア王に槍が投げられた瞬間、『とっさにそういう行動を取ってしまった』のって、日頃から幼い頃の『一人の女性として愛されたいという夢を捨てきれなかったことの現れ』だったんじゃないかなぁ……だって考えてる暇ないでしょ。(追い詰められた時ほど本性が出る)

しかし傍目には『どんなにひどい扱い受けようと王様への愛を貫いた心優しい人』に映って、それが『絵本のクリスタ』だったんじゃあ。

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]


三姉妹のもぐもぐタイムの背後の人達見る限り、ユミルちゃん親子、ずいぶん同情されてるみたいだもんな……王様以外には案外慕われてたのかも。
進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]


そう考えると、ユミルちゃんの暮らしって意外と悪くはなかったんじゃあ……ただ、『一人の女性として愛されたい』という未練がユミルちゃんを薄幸にしてただけで。
じゃあ、その未練をさっさと捨ててりゃあ、そこそこ幸せになれたのかも。(『捨てなきゃ何も変えられない』ってそういう……)

始祖ユミル、エルディア王への想い

さて、話を槍投げのタイミングに戻して。
ユミルちゃん的には、エルディア王は『巨人』という怪物になってしまった自分を受け入れ、子供まで作った間柄。だからエルディア王が他の女はべらせていても『誰よりも王様の役に立っているのは私』『王様は誰よりも私を特別に想ってくれている』と、自分で自分に言い聞かせながら生きていたのかも。(エレンが何をしても信じようとしてたミカサみたい)

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]


でも結局『Bの選択をしなかったことを後悔してる』ってことは、やっぱ『王にとって自分は奴隷』『愛されていない』ことは心の底ではわかっていた、つまり『王様の愛を疑っていた』んじゃあ。
ユミルちゃん本人も『王様を愛していた』というより、選択肢がないから『この人を愛さなきゃいけない』という義務感だったと思うよ……子供もいるし。

だからじゃないですかね。ユミルちゃんは『王様を本気で信じていなかった』し『本気で愛していなかった』からこそ、とっさに『身代わりに槍をくらう』という、王様を試す行動に出てしまった。

なぜなら『お試しセット』とは『期待と同時に効果を疑っている』からこそ注文するものだから。(ド●ホルンリンクルか)
『お試し行動』っつーとエレンもそんな行動してるけど、でもエレンはたとえ『未来の記憶』がなくても『来てくれる』と信じてそう……(;ω;)

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]


ここで王様から褒められたり、心配の言葉をかけられたら、仮にそれが嘘であろうと『ああ、王様は私を愛してくれている』と安心して復活出来たんだろうけど、現実は嘘すらついてくれなかった。
進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]


絶望して『パ●ラッシュ、ぼくもう疲れたよ……』と、死のない世界に逃げてしまったってことだろうか。

始祖ユミル、最後の選択肢

でもこの時も、まだ選択肢あったと思うんですよ。

A:このまま死ぬ
B:『なーんちゃって☆』と起き上がる

王様の言う通り、巨人パワーを持ってすれば『槍が刺さったくらいで死なない』と思うんですよね。そうでなきゃ、ライナー何回死んでるよ……
この時のユミルちゃんは、やろうと思えば『泣いてる娘達』のために起き上がることも出来たんじゃないの?

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]


ところが、槍を食らったユミルちゃんが見ていたのは娘達じゃなくて王様。これは『母親』じゃなくて『一人の女性』としての目線になってる。
進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]


なんかこれ、『子供作るのはどう?』とエレンに聞いたヒストリアみたい。相手になにかを期待している顔だよね……
しかし『自分が期待した通りに動いてくれない』のが『他人』なわけでして。

ヒストリアがエレンにフラれて、その『当て付け』のために子供を作ったのだとすれば、ユミルちゃんも同じで『王様への当て付け』で死んだのかも。つまりここでもまた『Aの選択肢(女としての自分の意地/もらう側)』を選んでしまった。(『C:飛び起きてアッパーカットを食らわせる』の選択肢があれば……!)

『道』で子供の姿をしてるのは『Aの選択肢(大人になりきれなかった)』を選びまくった末にたどり着いた場所だからかな?

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人122話[ 諫山創 ]


それじゃあユミルちゃんって『王様の奴隷』というより『幼き夢の奴隷』だったみたいだなぁ……

ユミルちゃんが『幼き頃からの夢(愛をもらいたかった)』を選択し続けてしまった結果として、母親を失った娘達の立場が危うくなった。なぜなら娘達は、ユミルちゃんにとっては『王様との愛の証』だったのかもしれないけど、王様にとってはユミルちゃんを自分の手元に置くための『絆』に過ぎなかったから。

そもそも『絆』とは『家畜を繋げる綱』という意味。
つまりユミルちゃんがいなくなると、『ユミルちゃんを縛り付けるための絆(娘達)』はもはや『不要』。
槍投げの時も、槍に刺さった後も、Aの選択肢を選んでしまったユミルちゃんは、ここでようやく『一人の女性』としてではなく『娘達のたった一人の母親』としての選択をしていないことに気づいて後悔したんだろうけど、時すでに遅し。
結果として、『王様の都合のいい子』になることでしか娘達を守る方法がなくなってしまい(まるで島を守るために巨人継承を迫られたヒストリア……)、『道』で巨人を作り続けることになってしまった。

ってこと?

そうなると、巨人を作り続けたのは、やっぱ138話の時にも考察した『娘達のため』ってことで良さそう。

進撃の巨人138話『長い夢』感想と考察 始祖ユミルの巨人作りの理由とリヴァイの「了解だミカサ」の意味考察!

もしユミルちゃんが早めに『幼い頃からの夢』を捨て『たった一人の母親という現実』を選べば、こんな巨人の悲劇は起こらず、長い悪夢に苦しむこともなかったんやろうなぁ……そうすれば、本当に自分を一人の女性として愛してくれる人と出会うことだってあったかもしれないのに。

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]


にしても、『夢』自体はささやかなものだし、『娘達を選ばなかった罰』としては重すぎへん……?

ミカサの頭痛の謎判明

さて、ユミルちゃんの謎と一緒に、ミカサの頭痛の原因も判明しました。

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]


これって、未来エレンみたいに、ユミルちゃんも未来から過去のミカサの頭の中のぞいてたってことかな。エレンが来るまでは『意思のない奴隷モード』だったし。

ということは、『ミカサが選ばれた』というより、接触したことでエレンがユミルちゃんの記憶を見たように、ユミルちゃんもエレンの記憶を見て、それでミカサを知ったってこと?
じゃあ、エレンの始祖パワーも『血筋』も関係なかったってこと……?(結局『将軍家』も『ただの人』だったってことやね……)

ユミルちゃんがミカサの頭の中のぞくたびに頭痛起こしてたようだけど、合わせてエレンの凶暴な記憶を思い出してたのは、『私が王様に向けとった愛とあんたがエレンに向けとる愛はどう違うん?』『こいつ初代エルディア王と同じやけど(自分の自由のためなら他人の自由を奪う)、あんたは私とちゃう選択が出来るん?』という問いかけだか試練だったんだろうか。138話なんてまさに『試練』だったし。
ミカサもユミルちゃんと同じ『一人の女性として(エレンに)愛されたい!』って夢があって、それを求めてた節があるからなぁ……その点に関しては、この二人、そっくりなんだよね。

一番『長い夢』を見てた人

ということは、138話のドリームランドは、エレンじゃなくてユミルちゃんが、エレンとミカサ、二人のために作った世界だったのかも。
あそこでミカサが『夢の世界の住人になる』を選択してたら、ユミルちゃんと同じ『つらい現実から未来永劫逃げた』ことになって、エレンは地鳴らし完遂・ユミルちゃんも『真実の愛なんてあらへんのや……』と絶望して、再び巨人を作り続ける奴隷になってたのか、もしや次はミカサに巨人作りやらせようと考えてたんじゃあ……(順番の呪い)

徹底的に追い詰めることで、ミカサの本性あぶり出そうとしたのかも。追い詰められれば追い詰められるほど(以下略)

進撃の巨人138話[ 諫山創 ]

進撃の巨人138話[ 諫山創 ]


138話のミカサは、極限まで追い詰められた末にたどり着いたドリームランドで、エレンから『オレのことは忘れてくれ(マフラーを捨ててくれ)』と誘惑されるけど、

A:マフラー捨ててエレンの甘い誘いに乗る(エレンに愛されたい/愛をもらいたい)
B:マフラー巻いてエレンを解放する(エレンを愛したい/愛を与えたい)

ユミルちゃんがかつて選べなかったBルート(与える側になる)を選択した。だからユミルちゃんはこんな安心した顔でほほえんだ。

進撃の巨人138話[ 諫山創 ]

進撃の巨人138話[ 諫山創 ]


138話の『長い夢』って『ミカサの理想の世界』に違いはなかっただろうけど、同時に『ユミルちゃんの長い夢』でもあったんだろうなぁ……
進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]


たしかに、ユミルちゃんがBルートを選ばなかったことで悪夢のような二千年の悲劇が起こったけど、ユミルちゃんがAルートを選んでくれたおかげでミカサ達が生まれてきたこともまた事実。ユミルちゃんにとっては『間違った選択』だったんだろうけど、ミカサ達にとってはそうじゃない。
進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]


だから一見、ユミルちゃんは『悔いある選択』をしたかもしれないけど、それを否定することは『自分達の存在の否定』だから、ミカサにはそんなこと出来ない。

ユミルちゃんがミカサの頭の中のぞいてたのって、自分と同じ夢を持つミカサを通じて、自分が得られなかった『愛』を知りたかったのかなぁ……それを知ることが出来た(選ばなかったもう一つのルートの結末を見せてくれた・幼き夢が成就した)から、大人の姿で現れたのかも。

* * *

金眼銀眼さん
コメントありがとうございます!
最終巻の追加は、ユミルちゃんの未練が解消されたようでよかったですよね。
どのキャラクターも、なんだかんだでみんなユミルちゃんの子孫なんだなぁと思うと、どんな理由であろうと生まれてきてくれた三姉妹には感謝です。
たしかに追加分、他のメンバーのその後や、エレンやアルミン達側からの大人達への想いとかも欲しかったですね。アニメとかで追加されたりするとうれしいんですけど。
でも『満腹』になっちゃうと『これ以上はもういいや』ってゴロゴロしちゃうから『腹八分目』でちょうど良かったかもしれませんよ。おかげで好き放題妄想出来ますね!

* * *

それでは今回はこの辺で。おもろかったら下にあるイイネボタンを押していただけると元気と勇気とやる気が湧いてきます(*´ω`*)ノ
次回も34巻の追加エピソードと、それで判明した122話タイトルの真相についての考察です。

↓次の考察はコチラ

進撃の巨人最終34巻 追加エピソード考察!エレンに託された世界のその後と122話『二千年前の君から』の真の意味【最終回139話】

↓動画版も出来ました

進撃の巨人34巻 最終回139話138話考察 始祖ユミルとミカサ選択の結末!巨人作りの理由とミカサの頭痛【動画版】

↓前回の考察はコチラ

進撃の巨人34巻 最終巻表紙と最終話『あの丘の木に向かって』の意味考察【動画版】

進撃の巨人考察一覧はコチラ