烏は主を選ばない アニメ18話 外界 治平の末路とどうなる小梅【感想と考察】
『烏は主を選ばない』、今回はアニメ18話『外界』の感想と考察となります。人間ってなんなの……
- 個人的な感想と考察です。考えるだけなら自由だ!
- 現時点で原作は2巻までしか読んでいません。アニメ14話以降のお話は完全に初見なので、心優しい原作勢の方はあたたかく見守ってあげましょう
世界秘密発見
洞窟から生還し、前回の骨の山の謎が判明。
八咫烏でもお猿さんでもなく、『人間の骨』と判明しました。
そう来たかーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
……『人間が八咫烏の世界感』のファンタジーと思いきや、人間は人間で『別の種族』として存在するファンタジーだった……(白目)
現代人から見ると古文書風の本に車や飛行機が描かれてるの、なんかシュール。街は渋谷?
とりあえず、山内にバナナはないらしい。
まあ、たしかにそういう伏線はあったよね……『卵から生まれる』とか。あくまで『烏』なんだよね。
つうか、人型で卵ってどうやって産むんやろ……お産の時は烏に転身するならわかるけど、宮烏は一生転身しないって言うし……
人間ってナニ?
仙人蓋の材料が人間の骨。そして『服用しすぎると烏から戻れなくなる』って、なんかこの世界でいう『人間』って、八咫烏を『本来の姿』に戻してるみたいだなぁ。
なんで『仙人蓋』って名前なのか不思議だったけど、『仙人』ってのは『人の姿』を意味してて、『その姿にフタをする』ってことなんだろうか?
人間の骨にそんな効果があるってことは、猿が言葉を使わないのって『人間を食べているから』なんだろうか? 一応、人の姿に転身はするけど、人間の肉を食ってる影響で、本来の猿のほうに近い存在になった?
肉よりも骨のほうが『フタをする力』が強いから、仙人蓋を摂取した八咫烏は人の姿に戻れなくなるってことなの……?
じゃあ、猿が八咫烏の骨を摂取したら? 八咫烏が猿の骨を摂取したら?
お猿さん、現在は八咫烏の肉を喰いまくってるけど、体に異変は起こらないんだろうか……
にしても、烏も猿も雑食のはずだけど、この世界のお猿さん、肉食すぎやしない……?
お猿さんも人間さえ食べなきゃ、八咫烏みたいに言葉を使い、文明も築いていたってことなんだろうか?
水売り治平の末路
ようやく治平の謎も明らかに。
猿も仙人蓋も、結局、治平が絡んでたかぁ。地下の皆さまが狙ってたのも、小梅じゃなくてやはり治平だった。
長束「手段は選ばん。どんな手を使っても水売り治平をあぶり出す!」
↓その結果
長束さま……!
朔王おじいちゃんにからかわれ、ぷんすこしてた長束お兄ちゃん。挽回したい気持ちはわかるけど、手段のせいで目的(治平)失っちゃいましたね……(白目)
重要参考人を失い、小梅ちゃん的にも世間に『お前の父ちゃん犯罪者』と知れ渡っちゃうとか、なんもいいことねぇ……!
治平のポジション
『口封じされる』ってことは、治平ってトカゲのしっぽ、今で言う『特殊詐欺グループの受け子』みたいなポジションだったってことやろな……下っ端も下っ端。
長束さまが『地下の連中がなんでも知ってるわけじゃない』と言ったように、『治平がすべての元凶』ってわけでもなかった……
むしろ犯人サイドにとっては『自分らがどのへんまで若宮サイドに追われてるか知らせるアラーム』だったんじゃあ? 治平の名前が鵄の耳に入ったのって、わざと知らせた?
なんにせよ、治平は自業自得感あるけど、小梅ちゃんはただただかわいそう。
治平って、後先考えず『目先のもの』に飛びついちゃう人だったんだろうなぁ……そしてその代償は小梅ちゃんが支払った。
それにしても、治平を●した犯人、なんで死体を人目にさらすようなことしたんだろ? 死体は隠したほうが時間稼ぎになると思うけどなぁ。
やったのはあんまり頭の良くないヤツだった? もしくは、『治平の死を知らせる』ことになんらかの意味がある? 誰に対して?
もしくは治平とは別人?(予告で『変わり果てた父』ゆーとるやろ)
若宮さまの苦悩
今回は、若宮さまの苦悩もちょっと垣間見えました。この人、いつも飄々として悩みなんてなさそうなおツラしてるから……
『すべての八咫烏』を守ることが己の使命なのに、地下街なんてものがあるんだもんなぁ……『こぼれ落ちたヤツらはオレらが引き受ける』『その翼で囲った者くらい命がけで守って見せろ』という朔王の言葉が重い。そりゃあ雪哉助けに来るわ……
朔王の言葉からわかるように、いくら『真の金烏』だからって、一人じゃなんも出来ないんだよね。なのに自分は、『みんなとは違う』特別な力を持っていて。
そう考えると、若宮さまって孤独だよね。だから志を共にする『仲間』が必要なわけで。
若宮さまのその気持ちがモロに反映されたのが『花嫁選び』だったわけか。そりゃー『美しいだけ』の嫁なんていらんわな……新婚のはずの浜木綿が、すでに何十年連れ添ったような貫禄……
嫁さんはバッチリだから、あとは近習だぞ雪哉!
謎が謎を呼ぶ……
さて、今回、仙人蓋の原材料は人間の骨と判明したわけですが。
……つーことは、小梅ちゃんちの水は関係ないやん……むしろ『井戸が涸れた』せいで巻き込まれることになった?
なんか特殊な水だったらしいけど、なんでそんな効能があったのかも謎。まさか人間の骨のダシが取れてた……?(こえーよ)
次回はその井戸を見に行くっぽい。お猿さんは小梅ちゃんちの涸れ井戸通って出て来たってことなの……?
でもそれだと、小梅ちゃんと治平が最初の被害者になっちゃうよなぁ……
それに『猿と八咫烏が取り引き』ったって、どう取り引きしたっての……? 言葉通じないわけでしょ?
人見たら襲い掛かってくるようなヤツとどうやったら交渉なんて出来んの……
少なくとも、猿と八咫烏の間に入って『仲介出来る誰か』がいなきゃ、交渉もなんも出来なさそうなんだけど。
序盤に、薬の売り子? らしき人が何人か出てきたけど、実は言葉を理解してる猿? はたまた、まさかの人間?
もしくは、小梅が黒幕というウルトラC?(雪哉が人間不信で立ち直れんなるやろがい)
それに、『人間の存在』を知っていて、なおかつ『人間の骨』が薬になると知ってる『誰か』がいるってことになる。そういや雪哉が外界の本読んでたけど、その本だって誰が書いたんだ……
なんか今回、色々判明して治平にたどり着いたわけだけど、肝心の『治平のバック』にいるヤツについてはさっぱりですやん。
それでは今回はこの辺で。
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