進撃の巨人133話罪人達 ファルコ飛ぶ!飛行船は始祖の巨人に勝てるのか考察
進撃の巨人133話罪人達の感想と考察です。今回は飛行船VS始祖とかファルコやアニについてが中心となってます。
133話のエレンとユミルちゃんに関する考察はコチラ
よその考察とかぶったりとかそりゃねーわなのもあるでしょうが、あたたかく見守ってください。考えるだけなら自由だろ?
2020年10月の133話時点の内容です。ネタバレ配慮してないんでご注意を。
アニちゃんとアニパパ
スラトア要塞の飛行船パラディ島を襲撃するんじゃあ? と予想したけど、まさか始祖に戦いを挑むとは……根性あるな。
でも考えてみりゃあ、アルミン側も飛行艇の燃料問題あるし、スラトア要塞行って、そこからパラディ島はちとキツいか。
アニパパ達、ちゃんと無事だったのが衝撃だった。事前計画もクソもなく、突発的に起こしたクーデター成功させるとは……レベリオ市民、やれば出来る子だった。
足いわしてもーとるのにちゃんと勝ってるって、足が健康だったらもっとすごかったんやろなアニパパ……娘への愛が、戦う勇気とパワーを与えてて泣ける。
おまけにみんな、『服従の証』である腕章をちゃんとはずしてるし。どんなに洗脳教育しようと、根底にある『自由への渇望』までは侵せないってことでしょうか。
ライナーママやピークちゃんパパは腕章を捨てずにいるけど、ピークちゃんパパが言ってる通りこの人らにとってこの腕章は『服従の証』なんかじゃなく『我が子の努力の証』であり『家族に捧げた愛情』でもあるから、そら捨てられんよなぁ……(アニパパは自分が無理矢理戦士にさせて得た腕章だから捨てることが出来た)
そういやアニパパは、マーレに来たいきさつとか不明ですけど、『よその国のエルディア人の扱いはもっとひどい』と言うし、まあ単純に『今より良い暮らしがしたい』だけだったんでしょうね。
で、そのためにアニを引き取ったのでしょうけど、根っこにあったのは『孤独』だったんでは?
自分には格闘技しかない。でもエルディア人だからどこ行っても存在を否定される人生だったけど、『自分が教えた格闘技でアニがどんどん強くなる→自分が肯定された』みたいで孤独が癒やされていき、戦士になった頃には『この子さえいれば他はどうでもいい』となり、そこから血のつながりを超えた『本物のパパ』になれたんでしょうか……
父の『物語の始まり』を息子が終わらせるようです
それにしても要塞の飛行機、戦闘機的なのを想像してたんですが、飛行船なんですね。そういや島攻撃しにきたのも飛行船だったわ。
『飛行船』といえば、グリシャ的には『幼い妹の夢』であると同時に『死のきっかけになった乗り物』というトラウマ的なヤツですね……グリシャにとって『あの日』見た飛行船が『物語の始まり』だった。
記憶の欠片にも登場しとるんや……
幼き無垢な少女が『自由の象徴』のようにあこがれた飛行船。それが後に『オレの自由を拒むもの』としてエレンの前に登場するとは、なんと因果な。
グリシャの『物語の始まり』を、その息子が『終わらせる』形になってきたよ……
飛行船は巨人に勝てるのか?
さて、次回134話は飛行船VS始祖の巨人with壁巨人くん戦になりそうですが、気になるのは勝負の行方。
アニパパ達、『さすがに空からの攻撃には勝てねぇ! ざまーみろ!』って喜んでるところ大変申し上げにくいのですが。
あの……爆発しませんかね? いや、飛行船のほう。
過去に『ヒンデンブルク号』という飛行船の爆発炎上事故があってだな……
死人の数なら圧倒的にタイタニック号が上だけど、それに並ぶくらい有名な大事故で、その後、同じ浮揚ガスを使用した飛行船が禁止になったくらいなんですよ。原因については諸説ありますが。(ちなみに現在の飛行船は不燃性のヘリウムガスなので安心です)
でもまあ、そんな現実と混同して考えんでも大丈夫ですかね。なにしろ氷瀑石とか謎の燃料がある進撃ワールドで、飛行船の浮上ガスが、まさかヒンデンブルク号と同じ水素ガス(※可燃性)だなんてこと……
グリシャ「あの中には水素が詰まってるんだよ☆」
あっ……(察し)
まさかこれが伏線だったなんて誰が想像したでしょうか……
壁巨人くんがとんでもない高温を発しているのは、132話を見れば明らか。しかもそれが群れでやってくる。
さらに始祖が命じれば、ベルトルトみたいに筋肉を燃やして熱風攻撃も可能ですよね?
高いところから爆弾落としたところで、巨人にたどり着く前に爆発しない?
となると、始祖に爆弾当てるためには、水素ガス搭載した飛行船が高度下げて近付く必要が……あっ。(察し)
で、これから暖房の季節。エアコンの効率的な使い方でよく聞くのは『暖かい空気は上に行くんだよ☆』というエコ情報。
- 攻撃に向かったのは飛行船
- 浮力は水素ガス(※可燃性)
- 大量の爆弾搭載
- 壁巨人くんは超高温
- 始祖が命じれば熱放出
- 熱は『高いところ』へ昇る
- 飛行船は『巨人の真上』を飛ぶ
ということは、『みんなの希望』を乗せた飛行船は……あっ。(察し)
つうことは、アニパパ達も……あっ。(察し)
そこにアルミン達が到着して、ライナーママやピークちゃんパパが一目我が子の姿を見ることが出来たとしても、アニは降りちゃったから……あっ。(察し)
そしてこの世界を統べる神様の性癖は……あっ。(察し)
次回『希望を見せて叩き落す! ドSの神様・華麗なる直角ジェットコースター芸の巻!』が見れそうや……知らんけど。(白目)
やっぱり来るか九つの巨人大集合
アニとファルコ離脱で気になってたのが九つの巨人大集合。
ありゃ? ファルコマジで飛ぶの? 鳥と言ってもチ●コボ的な鳥かと思ってたけど、まさかあそこからさらに変形して翼生やすの?
まさか過去に、ひこうタイプの獣の巨人がいたとは……って、それじゃあ『獣の巨人』こそ適当な人に継承させちゃダメでしょー!
もしクサヴァーさんがひこうタイプを持って継承出来てたら、戦場の花形になっていたのか……!(何故クサヴァーさん)
それとも、マーレはひこうタイプ持ちの獣の巨人がいたことを知らなかったんですかね? でも『獣』の継承者だったクサヴァーさんが知らなかったってのは……
エルディア帝国二千年の歴史の中でも、ひこうタイプ持ちの獣はめっちゃ希少で、高額宝くじに当選するくらいだったってことかな?
でもそれが、獣を直接継承しているわけではないファルコに出てくるって、誰かが仕組んでない? エレン? 神様?
それにしても、ファルコが『そらをとぶ』しても、スラトア要塞まで数時間かかりそうな気がするんですが。顎の巨人ってそんなに長時間変身出来るの?
でも『こまけぇこたぁいいんだよ!』で、ホントに飛んでっちゃいそうだな……
ここに来て、戦力ではなく『移動手段』として道を開拓するファルコの根性と当たり前のように一緒に行く気満々のガビすげぇよあんたら……もう夫婦だよ。(何が出来るのかわからなくても何もせずにはいられないその心意気、好き)
これ、アニも一緒に行くことになりそうですね。もう家族は死んでる(と思ってる)のに、それでも後輩は戦う意思を見せてるんだもんなぁ……そして失ってわかるアルミンの存在のデカさ。
4年通い詰めた甲斐あったなアルミン!
そして船沈んでもいいというキヨミんの男前っぷり。やはりアズマビトの誇りはガチもんだった。技術者さん達もきっと同じ想いでしょう。知らんけど。
技術者ズ『えっ?』
でもほんとに船沈んだらキヨミん達ヤバいでしょ! 救助ボートでサバイバルすんの?
むしろファルコを救助ボートに乗せて、そこで巨人化してもらったほうがいいんじゃあ……いや、でもそれだと足場がなくて踏ん張れないし助走もつけられないから、飛ぶより溺れるのが先?
それとも、自分らもファルコに乗って陸まで運んでもらうん?
そうなるとイェレナはどうなるだろうな……骨折してるし。むしろ自分は救助ボートでいいとお断りしそうだけど。
イェレナは、救助ボートで漂ってたのをジークに助けてもらったのがすべての始まりだったんだよなぁ……
ファルコ、アルミン達に追いつくか?
でもファルコが飛べたとして、追いつくんですかね? ファルコ巨人自体がめっちゃ早く飛べたとしても、生身の人間乗せてそんなに速度出せないでしょ。
壁巨人くんがスラトア要塞に到着するのは5日目かな? と思ってたんですが、思ったより早かったし。
オディハに来たのは別動隊だったのかな? まあ、何万体もいりゃあ、端っこの巨人と中心にいる巨人とじゃあ相当な距離あるか……
飛行艇が飛んだのが早朝で、アルミン達がエレン(ユミルちゃん?)に呼び出し食らったのはちょっと落ち着いた頃でしょ? 1時間も経ってなさそう。アニ達も同じくらいの時間?
スラトア要塞まで、空路でも数時間はかかると思うから、アニパパ達がスラトア要塞近くまで来たのは昼頃か昼前? で、飛行船がやられた頃にアルミン達到着?(すでにやられることが前提に……)
ファルコ、追いつくのは終わった頃になるんじゃあ……それとも、まだなんかあるの? 生き残った飛行船がヤケ起こして島に向かって、それを目撃→島に向かうとか。(でもそれだとアルミン達はどうやって島にってことに……)
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それでは今回はこの辺で。
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次回はアルミン団長の決断と、それによって決まるリヴァイ兵長VSジークとの決着の行方についての考察です。
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