アニメ進撃の巨人68話 義勇兵 感想と考察【ファイナルシーズン】
アニメ進撃の巨人ファイナルシーズン68話、『義勇兵』の感想と考察です。
67話の後で、超楽しそうなサシャとか見てて辛いよ……(;ω;)
原作漫画のネタバレは枠で囲ってありますが、それ以外のところもふんわり混じってることがあるので、アニメ派の方はその辺承知の上でお願いします。
悪魔の島流お・も・て・な・し☆
クルーガーさんもそうだったけど、冷静に考えると船持ち上げるってすげぇな。大きめの荷物担ぐ感覚なの?
団長自らお出迎え。
まずはお互いの緊張をほぐす! そのためにはスマイル、大事!(このお出迎えはエルヴィンには出来ない)
ハンジさんが超表情豊かですげぇ必死。巨人相手の時よりびびってませんか……?
これまでずっと巨人担当大臣だったから、相手が人間になっちゃうと逆に勝手がわからないの実にハンジさん。
就任1年目の新米団長に、表情一つ変えない兵長が頼もしすぎるよ……
なお、巨人担当大臣流対巨人版お・も・て・な・し☆例。
それにしてもここ、イェレナがいたから良かったけど、そうじゃなかったらやっぱ普通に戦闘になってたのかなぁ……まあ、島側にエレン(巨人)とアルミン(巨人)とリヴァイ(超人)がいる以上、1、2隻の船でどうにかなるとは思えないけど。
ハンジ団長、はじめての義勇兵
ジャン、髪伸ばし中。お前まさかエレンを意識したのか……?
『ビビるな』言われてんのに正直すぎるリアクションのハンジさん。
『空から来る』って、あんたらも空ビュンビュン飛んでますよ……そっちのほうがやべぇ感でかいですよ……(初めて立体起動を見たライナー達の気持ちはどんなんだったろうな)
ダンシング巨人の皆さま、原作通り超楽しそう……カラフルなぶん、謎の楽園感がすごい。
なんの儀式ですかコレ……
イェレナちゃん、完全に心酔してる顔だね。なんか宗教とか、一度ハマっちゃうと行くとこまで行っちゃいそうで怖いよこの子……(いや、もう行けるとこまで行っちゃった後かこれは?)
【朗報】フロックの亀の子たわし、健在
なお、今のフロック。
亀の子たわし「私を捨てたのね……」
フロック「セットに時間かかるんだよ!」
おまえ、(セットする)余裕がなくなったからって楽なほうに逃げやがって……!
それにしても3年前と現在と、亀の子たわしだけでなく面構えもまったく違うよ!
悪魔に魂売った後(亀の子たわし不在)と前(亀の子たわし健在)でここまで変わるの、なんか悲しいよフロック……
あの頭に乗ってた亀の子たわしは、お前の『人としての心』やったんや……! それを売っちまいやがって……!
フロック「知らんがな(´・ω・`)」
ニコロくん、サシャとの遭遇
豪快すぎるサシャ。盗ってきたお肉を『みんなで食べましょう』ゆーてたお前ドコー!?
見たことない料理をためらいもなくかぶりつくって、よっぽどうまそうな匂いだったんやろな……
料理上手なのをイェレナが知ってるってことは、ニコロくん、これまで人に手料理を食べさせたことはあるはずなんだけど、さすがにマジ泣きしながら食ってくれるヤツは初めてだっただろうね。
サシャ的には、おいしいものを自由に食べられればそれでよかったはずなのに……(;ω;)
このワイルドすぎる食いっぷりにハートを掴まれてしまったニコロくんも、ちょっとマニアック。まあ、自分の料理をこんな顔して食うヤツが、悪いヤツには見えんよね。
ニコロくんにとっては『自分の幸せ』を見つけた瞬間であり、悲劇の始まりでもあったという……
ニコロくんと言えば、故郷のマーレに家族いたりするんだろうか? 少なくとも原作では、故郷に帰りたがったり、家族の話とかは出てないからなぁ……むしろこのままずっと島に居着きたい感じだったし、もしや天涯孤独……?
サシャと一緒に小さなレストランを切り盛りして、新しい家族を築いていく妄想したりしてたのかなと思うとお辛い……(;ω;)
楽しかった3年前
この頃は、異文化交流やら知らなかったことを色々知ったりと、未来への夢と希望があったよね……
ハンジさんが超楽しそう。元々、こっちが得意分野だったもんなぁ。
教える側も、こんだけ無邪気に喜ばれると、そら悪い気はせんだろ。
そしてオニャンコポンはいいこと言う。この時の言葉がオニャンコポンという人物を現してます。
たとえ少数であろうと、こういうヤツだっているってのは確かなのになぁ……
惜しむらくは、ここにエレンおらへんということなんすよ……(;ω;)
このシーンといいお食事シーンといい、異文化交流会ではエレン不在。
義勇兵警戒して、兵団サイドがエレンと会わせないようにしてたんでしょうね。少なくとも船持ち上げられて以来、イェレナはエレンとは会っていないし。
もしこの場に混じることが出来てたら、エレンもちょっとは変わったのかな……
すっかり愛想をなくしたエレン
エレン、この頃からすでに、にこりともしなくなってます。言ってることは正しいんだけど、未来への夢も希望も失ってるというか、見ようともしなくなったというか……
ネガティブなほうの現実を見てるのがエレンで、ポジティブなほうの現実を見てるのがアルミン達って感じ。
『収容所の壁をにらみつけてる』『わかり合えた人達もいる』、どっちも事実なんだけど、交流会に参加出来ないエレンは、グリシャの記憶で見た『ネガティブなほうの現実だけ』を見てる感じなんだよなぁ……
アルミン達も、ネガティブな現実はわかっちゃいるけど、ただただ『時間』がなかった。せめて『巨人継承者は寿命13年』って縛りさえなければ。
うーん、冒頭で『3年前ならまだ変えられたかも』ゆーてるけど、3年前ですら、他に道あったかなぁ……
リヴァイ兵長とジーク、最上級ホテルでお泊まり会
ギスギスしすぎて、あんまりご一緒したくない空間。(どうでもいいけど体格差)
そういや、ジークとここから1ヶ月、毎日おツラ合わせてキャンプ生活って、考えてみりゃあパラディ勢で一番長いことジークと一緒にいたのってリヴァイ兵長やん……ジーク的にはエレンよりも長い付き合いだよ……
そしてその1ヶ月間で、兵長的には『ジークのクソっぷり』を改めて認識したというか……(その後もさらにクソなことやらかすからね……)
ジークがマーレを裏切って島に来た理由
調査兵団壊滅させたり、村民全員巨人に変えたりしたヤツですからね。しかも『秘策は条件がそろうまでヒ・ミ・ツ☆』なんて、そら、兵団にしてみりゃ『お前、ふざけんのも大概にせぇよ』になるのはしゃーない。
しかも7歳で親売り飛ばすわ、『計画のためにマーレ裏切ります』なんてヤツ、どこに信用ポイントあんの……(借金・浮気しまくってるヤツが、離婚届持って来た配偶者に上から目線で『もうしないから信じろ』ゆーてるようなもん……)
それに『ジークの目的が一貫して始祖の巨人』なのはある意味合ってるし。
でも、ジークがマーレを裏切ったのって、やっぱ始祖継承者であるエレンが『ジークの弟だったから』ですよね。
ジーク的には、もし始祖継承者がエレン(弟)じゃなければ『会おう』なんて考えなかっただろうし。それこそ、これまで通りマーレ軍の一員としてパラディ島制圧作戦に参加して、始祖奪還をすればよかったわけで。そうなると、イェレナ達義勇兵って登場したんだろうか?
いや、登場はしたとしても、イェレナの行動はもっと変わってたかもなぁ……それこそ、兵団が警戒したような行動だったかも。
ジークがマーレ裏切ってまでエレンと会いたがったのは、『哀れな弟を救ってあげなきゃ!』と、ジークが勝手に運命感じてはっちゃけちゃった感じがするんですよ……
エレンを一切理解することなく、自分の脳内で都合のいいストーリー作って、都合のいいように弟を見ちゃったというか。『誤算』というより『ご都合主義』だよお兄ちゃん……
ジークお兄ちゃんってば、とことん『他者を理解しようとする姿勢』に欠けてるんだよ……自分のことは理解してもらいたいクセに。
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