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アニメ『チ。-地球の運動について-』第6話 世界を、動かせ 感想と考察 出る杭は打たれる 正直者のバデーニ

チ。-地球の運動について- アイキャッチ

アニメ『チ。-地球の運動について-』の感想と考察。今回は第6話『世界を、動かせ』となります。

  • 個人的な感想を交えた考察です。考えるだけなら自由だ!
  • 完全に初見となります。心優しい原作勢は、あたたかく見守ってあげましょう

正直者のバデーニ

第6話から本格的に参戦したバデーニくんですが。
うん。良くも悪くも正直者。

ラファウ風に言わせてもらえば『要領よく生きられない』ってヤツなんだろうな……ルール破りを咎められて、『嘘』で回避するのがラファウ。ぶん殴られようと『我』を貫き通すのがバデーニ。ひたすら謝り倒すのがオクジー……

バデーニくんって、めちゃくちゃ『自我』が強いんだろうね……せいぜい数行しか読めないとわかっていても禁書を開いちゃうの、視聴者の期待を裏切らない……!(その一瞬に、院長への嫌がらせも入ってますか……?)

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

バデーニくん、別に『悪いヤツ』とは思えない。『嫌なヤツ』かもしれんけど。
自分の知性や考えに自信があることは悪いことじゃないし、『せっかく才能があるのにそれを伸ばすことを良しとしない』教会に不満を抱くのも当然だと思う。
とはいえ、『レベルの低い相手にどうして合わせなきゃいけないんだ!』という勝気な性格ゆえに、周囲から『生意気』『傲慢』と嫌われるってのもわかる……

うーん、こうして比較対象が現れると、同じ『天才』でも、つくづくラファウは『要領よく』生きてたなぁ……内心、他人を見下げてはいても口や態度には出さないし、『嘘』でごまかしもする。だから周囲から可愛がられた。

アニメ チ。-地球の運動について- 第3話 僕は、地動説を信じてます

アニメ チ。-地球の運動について- 第3話 僕は、地動説を信じてます

それゆえ、ポトツキさんはかわいいラファウを救うために『この子の今後のためにも改心させなくては!』という『やさしさ』から通報したわけで。

一方、己に正直すぎて嫌われてたバデーニは、上司の『自己保身』のためにムチ打ちされるし目潰しまでされた。

まあ、自己主張激しすぎて敵作っちゃうバデーニくんもアレだけど、人の目にロウソク垂らせるヤツもどうかしてる……
『片目だけでも残るといいな』ってことは、両目ともやったん!?

それは傲慢か正直か

バデーニは確かに勝気で『傲慢』に見えるし実際傲慢なんだけど、でも言ってる内容は理路整然としてんだよなぁ。バデーニくんが言いたいのって、一言で言うと『もったいない』ってことだよね?

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

たとえば、走ることが大好きで才能もあって、めっちゃ研究と特訓をしてめっちゃ早く走れるようになった小学生のAくんがいたとする。
ところが学校の先生は、走るが大嫌いで努力もしない遅い子を見て、『いつもビリはかわいそうだから』と、『この子に合わせて走りなさい! さあ、これでみんな一等賞です!』と言い出し、なんの努力もしてないヤツのために自分の努力を潰された、みたいな……
そのことにAくんが文句を言うと、『あなたはいつも一等賞だから、いつもビリの子の気持ちがわからないのよ!』となぜかこちらが悪者にされ、いじめられる。
その結果、得られるのは、Aくんもその周りの子達も『努力は無意味。むしろ損』という『学び』と、先生の自己満足だけ。
まさに教会はその『先生』で、バデーニはAくん。そら納得いかんし『もったいない』やろ。Aくんの母ちゃんは学校に殴り込んでいい。

学校が変わらないんなら、そっちは見限って専門のクラブチームに行くしかない。でもバデーニくんにとって不幸だったのは、その専門のクラブチーム(還俗して大学)に行く機会まで潰され、結局飼い殺しにされちゃってるってことかな……正直、ここまでするのはシンプルに嫌がらせに見えるんですが。
心すさんで尖りまくるの、しゃーない気もすんな……

ガキの使いやあらへんで!

オクジーくん、グラスさんに言われた通り、バデーニくんの元まで行ったのは良かったけど。
いや、拒まれたら帰るんかーーーーーーーい!
おま、そんなガキの使いみたいな……! もーちょい食い下がろうや!

これ、バデーニくんの気が変わらなかったら、ホントにのこのこ帰って途方に暮れてたの……?
しゃべってる内容すべてに自信なさげで、質問に対して『わかりません』ばっかで、そらバデーニくんもイラつくよな……
オクジーくん、同業者に『グラスと組むことになって気の毒』なんて言われてたけど、ぶっちゃけ、オクジーくんとふつーに会話してくれてたグラスさんのほうがすごい人だったと思うよ……

その後も、火星の観測要求されて超うろたえるし。

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

ギリギリなんとか踏みとどまって、根性で観測したのは良かったけど……この後に及んで逃げ腰になるの、そら、そんなすぐ克服できるもんじゃないのはわかるけど、2人死んでんのにそりゃないぜ……!

ここにグラスさんがいたら、バデーニくんへの説明も協力もスムーズに進んで、天体観測要求されてもグラスさんにやってもらって、オクジーくん、バデーニくんに『で、こいつはなんでいるんだ?』とかつっこまれたんだろうな……
グラスさんって、オクジーくんに『やさしい』んだけど、同時に『甘い』人だった。容赦なくケツキックしてくれそうなバデーニくんのほうが、根性たたき直してくれるかも。

バデーニの習性

なんとかバデーニくんを石箱の元まで連れてくることに成功しましたが。
バデーニくん、『くだらん常識と積み上げた思い込み』がひっくり返るとリバースする習性があるんか……そーいやOPでもゲ●ってたわ。

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

【バデーニくんの生態】

  • 自分は特別だと思ってる
  • もっと自分にふさわしい場所があると思ってる
  • 自己主張が激しい
  • 良くも悪くも正直者
  • 『良い』と思ったものはちゃんと褒める
  • 気まぐれを起こす
  • 常識がひっくり返るとリバースする

猫ちゃんかな?

オクジー「えっと、猫草食べます?」
バデーニ「食えるか」

今日の空はなんかきれい

前回、『偉い人がそう言ってるからそうなんだもん!』と、『思考停止』どころか『思考放棄』してたオクジーくんですが。
今回はその『偉い人』が『間違ってるかもしれない』という可能性を突きつけられてえらいショックを受けてたな……そら『偉い人』だって間違うことあるよ。にんげんだもの。(その『間違いかもしれないこと』のために大勢の人が●されたと思うと、その偉人達も気の毒ではある)

オクジーくんも、バデーニくんと一緒に『くだらん常識と積み上げた思い込み』リバースしちゃえばいいのに。それとも消化しちゃった?

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

アニメ チ。-地球の運動について- 第6話 世界を、動かせ

なにはともあれ、オクジーくんの『世界』が動いたことによって、安心して空見上げられるようになってよかったよ。占星術師のおじいちゃんとグラスさんも、多少は報われたかな……(;ω;)
まあ、重要なのはこれからなんだけど。
次の日になったら元通りのネガティブオクジーに逆戻り。なんてことになるんじゃないぞ!


それでは今回はこの辺で。
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次の考察はコチラ

アニメ『チ。-地球の運動について-』第7話 真理のためなら 感想と考察 クズは善人面で寄ってくる 食い物にされたヨレンタ

前回の考察はコチラ

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