明日から本気出す

※本日の本気はお休みです。

  1. TOP
  2. 作品感想
  3. 機動戦士ガンダム水星の魔女第21話『今、できることを』感想と考察 ミオリネ反省会とクワイエット・ゼロの正体

機動戦士ガンダム水星の魔女第21話『今、できることを』感想と考察 ミオリネ反省会とクワイエット・ゼロの正体

機動戦士ガンダム 水星の魔女 アイキャッチ

機動戦士ガンダム水星の魔女第21話『今、できることを』感想と考察。今回はメンタルボロボロのミオリネはどこで間違えたのか、ラウダくんの怒りの矛先は誰に向けるべきなのか、クワイエット・ゼロってなんなのかを考察しとります。

  • 個人の感想と考察です
  • ガンダム知識はにわかなので『熱いガンダム談』は期待せんでください

【朗報】ペトラ生きてた

かなり危ないみたいだけど。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

ところで背負ってた子達は?
背負ってた人らがクッションになって一命を取り留めたと考えるとなんか複雑……そんなことのために助けたわけじゃないのに。
しかもスレッタがいなきゃ、手当てが遅れて残念なことになってたかもしれんのか……
ペトラが一命を取り留めたのはいいとして、一番肝心の人はどこ? と思いきや。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

ちょっとアンタ!
そんなトコでミョーなこと考えとらんと、さっさとペトラちゃんとこ行ったらんかい!

第一、その機体はお父ちゃんが『自社の存亡』を賭けて作ったもんであって、あんたの私怨のために使ってええもんとちゃうんや……!
そうなってもーたら、お父ちゃんの『会社を守るための責任』はただの『身勝手』になり、その『代償』はあんたで支払わなあかんなるねん……!

あ、でもラウダくん視点だとこの機体『ジェターク社と(株)ガンダムの共同制作』になっとるんやったわ……
しかも、地球でのテロはミオリネがやったことにされちゃってるから、そこにこげなガンダム出てきたら、傍目には『医療で人を救うなんて嘘っぱちだったんだな』って思われても仕方ないわけで……
で、その報復のせいでペトラが……だし。

まあ、モビルスーツ乗りじゃないミオリネへの仕返しにガンダムに乗る必要性ないから別に乗るわけではない……とは思うけど。でもミオリネを陥れるためにこのガンダムを使ってなんかやらかしそうな悪寒はする……
ミオリネは一応グエルお兄ちゃんの婚約者なんだけど……なんかやらかして、グエルくんに余計な心労かけさせなきゃいいけど。

ラウダくんが『怒り』を向けるべき相手

『怒り』って動力源になるから必要ではあるんだけど、問題は『誰に向けるか』だよね。
前回、ノレアはその『怒り』を『弱者』に向けた。『弱者』にぶつけたところで、肝心の『強者』には届かず、結局何も変えることが出来ないまま『成敗』されてしまった。
本気で何かを変えたいと思うなら、その『怒り』は自分を苦しめた『強い者』に向けるべきだと思うの。

で、ラウダくんの『怒り』、グエルくんに向かうんじゃあと思ってたけど、ミオリネに向かってしまうルートでしたか……
以前の矛先はスレッタだったけど、今のスレッタはホルダーじゃない『無力』な子だから、『弱い者いじめ』になっちゃう。だからミオリネ?
うーん、でもグエルくんが知ったら『その怒りはオレに向けろよ!』って怒ると思うよ……だってグエルくん視点だと、ミオリネって『弱者』なんだよね。ラウダくん視点だと総裁の娘だし総裁選に出ようとしたし社長やってるしで『強い者』なのかもしれないけど。
でもラウダくんがお兄ちゃんに怒りを向けないのは、果たして本当に『お兄ちゃんを心から信頼しているから』なんだろうか?

だってグエルお兄ちゃんを『信頼』してるなら、どうして逃げる必要があるの?

『父ちゃん●したのお兄ちゃん』って聞いちゃったんでしょ? 事の真相、確認しなくていいの?

グエルくんは、基本的に『強い者』としか戦わない子だった。その最大の相手こそがグエルパパ。
一方ラウダくんは、パパに進言することはあっても基本的に逆らうようなことはしなかった。相手が『強い者』だから。

たしかにグエルお兄ちゃんに怒りを向けちゃったら『僕はなにがあっても兄さんの味方』という誓いを破ることになる。
でも見方を変えると『強いお兄ちゃんには勝てないとわかっている』から逃げてるんじゃない? だから『自分の居場所』を守るために、身内には嫌われないよう『いい子』に振舞い、『怒り』はスレッタだったりミオリネだったり外部の『弱い者』に向けた。
ペトラの側に行ってあげないのも、痛ましい姿を見てしまったら『デートドタキャンしちゃった自分のせい』と責められるのが怖いんじゃないの?
ラウダくん、『自分の弱さ』に向き合う勇気がないもんだから、『弱い者』に矛先を向けて、逃げてませんか……?

グエルくん、ふさぎ込んでるミオリネも心配だろうし、弟くんとも連絡取れなくて心配だろうし、大変だなぁ……
ラウダくんも『何があっても自分はお兄ちゃんの味方』なんていい子ぶってミオリネに怒り向けてバカやるくらいなら、いっそのことお兄ちゃんとガチゲンカするくらいの根性見せりゃいいのにいくじなしめ。
でも今一番やるべきことは、ペトラの側にいてあげることだと思うの。

シャディクくんと同じ人たち

ペイル社、ちゃっかりグループを売りましたか……

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

シャディクくんがとっ捕まって、芋づる式に人体実験のことがバレてヤバくなるんでは? と思ってたけど、肝心の証人となるエラン5号くんが逃亡者側になってしまってそうはならんかった模様。
基本的にペイル社って『自分さえよけりゃあそれでいい』ってシャディクった思考回路だよね。そりゃシャディくんと仲良くなりもすれば、速攻見捨てもするわ……

そしてやっぱ総裁選どころじゃなくなった。
むしろ『総裁選』やるまでもなくミオリネが総裁になった。他の候補が総裁になるの嫌がっていなくなったから。まあ、身に覚えのない『責任』なんて背負いたくないよね……
『グラスレーを切り捨てろ』とか、サリウス氏、まだ良識ある人でよかった……まあ、息子を暗殺計画に使ったのは褒められないし、ミオリネへのせめてもの罪滅ぼしかもしれんけど。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

ミオリネって結局『ただの小娘』なんだよね。
だから大人として、サリウス氏の申し出は当然の『責任』なんだけど、ミオリネ的には、ここでサリウス氏に甘えてグラスレーを切り捨てるなんてことしたら、シャディクくんと同じになるんじゃない?

でもミオリネが拒んでも、サリウス氏が勝手に名乗り出て、バカ息子もセットで助けてくれそうな気もする。でもそうなると、ミオリネがますます周囲の『大きな力』に振り回されるだけの『無力な子供』になってしまう……
前半は逃げずに進んでたはずなのに。

ミオリネ反省会

果たしてミオリネはどこで間違えたのか。『あいつのせいだ!』とか犯人捜ししたりせず、己の中に見出そうとするの、強い子……!

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

うーん、強いてあげりゃあ『自覚のなさ』かなぁ……そのせいで『頼るべき相手』『掲げるべきコンセプト』を間違えちゃったと思うの。

ミオリネって、本来は1人じゃなんも出来ない『ただのJK』。
その辺はシャディクくんも同じ。2人とも、本来は『無力な子供』のはずだった。

でも『立場』が彼女を強くした。ミオリネ自身、社長になったりして『みんなを守る強い側の人間』になったと『勘違い』した。
シャディクくんも、傑物とチヤホヤされたり議会連合にスカウトされたりサリウスパパから信頼されて仕事任されたりして『勘違い』してしまった。

『自分には力がある』と。

ミオリネやシャディクくんに足りなかったのは『自覚』だと思う。『自分は1人じゃなんにも出来ない無力な人間である』という。
その辺はスレッタもそうだしグエルくんもそうだし、なんならデリングパパだって、『総裁』という肩書きなけりゃあただのおっさん。
現にサリウス氏だって、拉致られた後は、自分1人じゃなんも出来なかった。
大人も子供も関係なしに、1人じゃ大したこと出来ない。だから『協力者』が必要だった。問題なのはこの『協力者』の選び方。

ぶっちゃけ、ミオリネが『本当に頼るべき』は地球寮の子達だったんじゃない?

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第16話 罪過の輪

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第16話 罪過の輪

せめてグエルくんとスレッタの決闘が終わった後にでも事情話して、スレッタのフォローお願いするとか、何かしら『繋がり』を持っとくべきだったと思うの……
なのに決闘後、地球寮の子達とはスレッタごと一回も会ってないみたいだし。そりゃ『気まずい』のはわかるけど、結局それってニカやマルタンと同じ『逃げ』だよね?

ミオリネはどこで間違えたのか?

ミオリネが、最初っから『自分は無力な小娘』であることを『自覚』していたんなら、『協力してください!』と頭を下げるべき相手を間違えずに済んだんじゃない?

ミオリネはスレッタを守るために『強い側の人間』であるグエルくんに協力求めるまではよかったけど、『弱い側の人間』である地球寮の子達は置いてきぼりにした。
ミオリネ自身は『この子達を巻き込まないため』という『責任』のつもりだったんだろうけど、地球寮の子達からすれば『弱者切り捨て』『自分達を下に見てる』みたい。この子達にとってミオリネは、社長であると同時に『ダチ』だったのに。

致命的だったのが『弱者であるという自覚』がなかったばかりに『力』に逃げてしまったこと。

そもそも『理念のコンセプト』に『力の象徴』であるガンダム(エアリアル)使う必要なんてなかったんだよ。『人を救う』ためにみんなで作った義足のほうを使うべきだった。

ところが、地球寮の子達ではなくプロスペラを側に置いてしまった結果『こちらも武力を示さなければ対等な交渉は成立しない』という彼女の『助言』という名の『そそのかし』にまんまと流されちゃった。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第18話 空っぽな私たち

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第18話 空っぽな私たち

グエルくんの『あいつらの怒りは暴力じゃ止められない』を、もうちょっと真摯に受け止めるべきだったね……

そりゃあ勝たなきゃ意味ないから、『強い者』の支持を得る必要はあったと思うよ? そのためには『力』がなきゃいけないのは事実。
だけど、その『力を示す』ため、エアリアルという『暴力マシーン』を持って行ってしまった結果、アピールの仕方が『私にはこれだけの力があります! だから私を支持してくれたら助けてあげます!』という、なんとも上から目線なものになってしまった。

それって『力がなきゃなんにも出来ない』と信じて暴力に走ったシャディクくんと同じ。そりゃあミオリネ、シャディクくんを責められないよね……

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

でも『弱い者』だって、数が集まりゃ『強い者』も無視出来なくなるわけで。地球のデモ隊だって、無視出来ない規模になってきたから出向いたんじゃん……

デモ隊リーダーのお医者さんは、ミオリネを『肩ひじ張った無力な小娘』と見抜いていたよ? むしろ会社を立ち上げた時みたいに『弱い私を助けてください!(私はあなた達と同じ)』ってアピールしたほうが、好感得られたんじゃない?
現に、彼の心が動いたのは、ミオリネと地球寮の子達との友情が垣間見えてからだった。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第19話 一番じゃないやり方

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第19話 一番じゃないやり方

だからグループの方針云々(力の提示)なんかよりも、地球寮の子達と一緒に作った義足(弱者を救うためのもの)のほうに興味を持った。

この話し合い、エアリアル持ってくよりも、義足と地球寮の子達と一緒に挑んだほうが、もうちょっと暖かく出迎えてくれたと思う……まあ、どっちみちプロスペラに台無しにされたんだろうけど。

ミオミオ、意地っ張りで自分の弱さ見せないから。そこがかわいいんだけど、そこを利用されてしまった。
セセリア嬢、『弱者がいっちょ前に意地張ってんの、うざいんですけど』っての、ミオリネにも言ってあげて……

スレッタの親離れ

強制的だったけど、親離れしたことでスレッタが人に頼らず自分で考えて行動出来るようになりました。
セセリア、スレッタの変化に気づけたの、なんだかんだでめっちゃ気にしてくれてんじゃん……あんたのほうも大概すごいよ……

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

エラン5号くんとも和解できたようで何より。
それにしても、ちゃっかり地球寮の子達の近くに潜んでたの、タイミングを見てスレッタに謝るためだったんだろーか?
しかもヘタに言い訳じみたこと言わず、自分がしたことに対してちゃんと謝罪してんの、誠実ないい子じゃん……

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

ちゃんと謝れてえらい!

5号くんは『キャラ変わった』んじゃなくて『元に戻った』んやろな……
ノレアがあんなことになって心配だったけど、怒りに逃げて自分を見失わないの、強い。
とりあえずペイル社は『これで自社は安心ね!』と胸なでおろしたところで告発されて終了していいと思う。

ラストバトル間近? 真打ち登場

プロスペラを止めようにも、スレッタ、エアリアルないしどうすんだと思ってたけど、あったよ! なんかヤバい機体が!

20年以上昔の旧型の機体で最新機能もりもりでパワーアップしまくった機体と戦えとな?

まあ、エアリアルも元は20年以上前の機体(ルブリス)だけど、エアリアルは改良やメンテされてきたのに対し、キャリバーンはメンテナンスとかちゃんとしてたの? その維持管理費用とかはどーなってたの?
維持費用考えると解体して処分したほうがいいと思うんだけど、よくもまあ、ずっと保管し続けてたな……
で、問題のキャリバーン。乗ったが最後、モロにガンダムの呪いを受けるようで。

誰も乗れない機体なんて、性能未知数なんでは……?

それ、ホントにクワイエット・ゼロに対抗出来んの……? むしろジェタークのガンダムのほうが……あ、でもこの人ら、ジェターク製ガンダムの存在知らんのか。
そりゃあ『そんなの乗るな!』ってみんな止めるよなぁ……私もそう思う。

けどまあ、絶対乗るんだろうな。(確信)

他の大人が乗れよ! とは思うけど、エリクトと同じ生体コード持ってるスレッタじゃないと太刀打ちできないってことなのかな……

クワイエット・ゼロ始動

『クワイエット・ゼロ』って『計画の名称』だと思ってたんだけど、なんかコロニー? 的なの出てきた……

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

え? 『クワイエット・ゼロ』ってこれ?(物理)

そこに、議会連合の戦艦やらモビルスーツが出てきましたが……あの、プロスペラさん? 『愛する娘(エリクト)』になにさせてんの……?
動き止めて降伏させるだけじゃダメでしたか……?

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

プロスペラにとって『娘はエリクトだけ』ってのは事実だったようだけど、その『娘』に戦わせたり人を●させたりしてること自体は、スレッタにさせてたことと変わらんやん……

12話でスレッタを出撃させたのは『娘』ではなく『道具』だったからだと思っていたけど、どうやらコピーだろうとオリジナルだろうと関係なかった模様。(そもそもエアリアル=エリクトも一緒に出撃したわけだもんな……)
スレッタ『自分の説得じゃプロスペラは止められない。なぜならホントの娘じゃないから』なんて悲しいこと言ってたけど、たぶんその人、エリクトの説得でも止まらんと思うよ……

それにしても、クワイエット・ゼロ。総裁がいようがいまいが、ふつーに完成しとるやん。『総裁がいないと計画を進めることが出来ない』とか言ってたくせに。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

ということは、ミオリネに語った『クワイエット・ゼロ』の概要はだいたい真実だったけど『あなたに引き継いで欲しい』『総裁が必要』ってのは嘘。
ミオリネはまんまと『エリーの未来の邪魔者(議会連合とベネリット)』を潰すためのとっかかりに利用されたってことか。やっぱ復讐の奴隷……

『クワイエット・ゼロ』は『争いのない世界を実現するための計画』だったと思うんだけど、どうしてこうなった。

目指せ地球まるごとスマートホーム計画

さて、議会連合のエージェント・グストンさんとベルメリアさんのお話、スレッタの話を総合すると、

【クワイエット・ゼロとは】

  • エアリアルとモビルスーツ型ガンビットが展開したデータストームネットワークを拡張・構築する装置。
  • なのでパーメットを使用するシステムはすべて影響下に置かれる。

【クワイエット・ゼロで出来ること】

  • 少なくともフロントでは、現在、パーメットを使っていないものは存在しない。
  • 結果、兵器から生活の足に至るまで乗っ取り放題。

【プロスペラさんの目的】

  • クワイエット・ゼロを使って地球全体をデータストーム・ネットワークで覆うことで、データストームの中でしか生きられなくなったエリクトの活動領域を増やすこと。
  • そのついでに、すべてのパーメットはクワイエット・ゼロの影響下になります。

今さらだけど、作中でたびたび出てくる『パーメット』って、超雑に解釈すると『なんかチョーすごいWi-Fi的ななにか』って解釈でOK?(雑)
たとえるなら、コレ↓を地球規模でやりましょうってことだね?

  • エアリアル→5Gとかの基地局
  • クワイエット・ゼロ→ホームルーター
  • エリクトさん→スマートリモコン兼スマートスピーカー
  • プロスペラ→『OKグー●ル! 扇風機つけて!』と指示出す人

まさに……! 地球のスマートホーム化……!(『植物の生存戦略云々』どこ行った)

おうちの征服を地球規模でやると世界征服になっちゃうのか……スマートホームがそんな恐ろしい技術だったなんて……(違)

魔女の陰に隠れたおっさんの謎

うーん、そうなると、割と初めの頃からプロスペラの後ろのほうにちょこちょこ出てたおっさん(ゴドイ)。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第21話 今、できることを

近頃影が濃くなってきたけど、この人がなんでプロスペラに協力してたのかが見えて来たなぁ……

プロスペラの目的は『データストームの中でしか生きられないエリクトの活動領域を広げる』であって、それってつまり『データストーム・ネットワークで地球を覆った時点で目的達成』ってことでしょ?
つまり『パーメットを使用するシステムを影響下に置く』ってのは『ついで』でしかないんじゃないの?

それに、フェンさんが気にしてた、シン・セーの『会社の規模に対してデカすぎる活動資金』の謎がまだわかってない。
それって、『お友達が多い』このおっさんが関係してない?

ぶっちゃけ『エリクトの活動領域云々』なんて、プロスペラ以外の人にとっては割とどうでもいいはず……
『クワイエット・ゼロ』によって『エリクトの活動領域が広がるついでに世界征服まで可能』ってことを考えると、このおっさんの目的は『世界征服』のほうじゃないの? 彼にとっては『エリクトの活動領域が広がる』のほうが『ついで』で。
目的は違えど利害は一致してる。だから手を組んだ。
となると、このおっさんの正体は、ベネリット関係者でも議会連合でもない新たな第三の勢力ってことなんだろーか……?

こういうの、最後は表で活躍してた人(プロスペラ)が『お前はもう用なしだ』と消されて、これまで裏方で目立たないようしてきた人(ゴドイ)がネオなラスボスとして出世するパターンだけど果たして。

* * *

それでは今回はこの辺で。おもろかったら下にあるイイネボタンを押していただけると元気と勇気とやる気が湧いてきます(*´ω`*)ノ

次の考察はコチラ

機動戦士ガンダム水星の魔女22話『紡がれる道』感想と考察 負けても男前のグエルと女に狂ったラウダ

前回の考察はコチラ

機動戦士ガンダム水星の魔女第20話『望みの果て』感想と考察 逃げたノレアとエラン5号の真心

コメントする

※コメントとお名前は必須です