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アニメ進撃の巨人The Final Season完結編 最終章『あの丘の木に向かって』感想と考察 エピローグの人畜無害の死に損ない達と二千年後の君へ

進撃の巨人 アイキャッチ

アニメ進撃の巨人The Final Season完結編 最終章『あの丘の木に向かって』感想と考察。アニメ版の考察はたぶん今回でラストかな……
今回は、エピローグの3年後の人畜無害の死に損ない達と、最後に登場した『NEW二千年後の君』。アニメ版で追加された『エレンのアルミンとの約束』の意味を踏まえて好き放題に書いてます。

  • 個人的な感想を交えた考察です。考えるだけなら自由だ!
  • 最終回なのでネタバレ全開です
  • なお、当考察は原作最終回以降エレン・イェーガーさんには超・辛辣です。特に最終章はいつもより多めに容赦なくキレ散らかしているので『エレンかわいそう……辛かったね』と思っていたい方は、悪いこと言わんので引き返されることをおススメします。

3年後の人畜無害の死に損ない達

『アニメは原作とちょっと変えました』と聞いていたけど、エピローグもちょっと変わりましたね。イェレナもそうだけど、リヴァイのその後も。
もう『おバカが蹴れない足』になってしまったのはそのままだけど(『蹴るべきバカ』もいなくなったから……)、3年分ちょっと老けた感あった原作と比べると、アニメ版はまったく変わらんなぁ……

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

ペロキャン見て微妙な顔するのは、道化師の呪いか……どこぞのおバカ兄弟のせいで『世界を救ったヒーロー』という『道化』しなきゃいけなくなったから……

原作ではガビ達と旅をしていた3年後のリヴァイだったけど、アニメ版ではイェレナ達と『難民キャンプで支援活動』という人畜無害なことやってる……
イェレナは『ジークのキャッチボール相手』になれなかった結果、罪のない子ども達が『こんなこと』になり、リヴァイも『ジークとの死球のぶつけ合い』の末に罪のない子ども達が『こんなこと』になったわけだしなぁ。

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

アルミン達104期は『オレは自由だ』ゆーて好き放題やりっぱなしのまま逝った『エレンの尻拭い』しに行ったんで、リヴァイは『死こそ唯一の救い!』なんて言って●しまくった『ジークの尻拭い』することにしたの? 自分のケツも拭かぬまま逝ってまうとは、大迷惑な要介護兄弟だった。

生き残った子供らに『生まれてきたのが間違い』『あん時死んどきゃよかった』なんて言われたら、ハンジさんやジークの『死の意味』がなくなっちゃうんだよね。
リヴァイは『仲間のため』、イェレナは『ジークのため』、良くも悪くも『誰かのため』に生きてきたから、今さらそれを変えられないってことかね?

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

にしても、エルヴィンとハンジさんがいた頃の安心感と比較すると、消去法とはいえこのNEW大人トリオ、なんか不安……!
中和剤のオニャンコポン、超がんばれ。

未来を用意したエレン、未来を創ったハンジ

文字通り『人畜無害の死に損ない』になったリヴァイだけど、ハンジさんには『未来の記憶』なんて見なくても『こうなる未来』が見えてたみたいだよね。
まあ、ハンジさん的には、終わったら無理矢理にでも『そうさせるつもり』でいたから、『人畜無害』に生きられる未来を願ってそう言ったのかもしれんけど……自分は死んだとしても、リヴァイには死んで欲しくはなかっただろうし。(※『未来』とは『用意されているもの』ではなく『創るもの』である)
リヴァイは一番『自分を犠牲』に、傷だらけになってもなお戦った人だもんなぁ……マーレの無傷の英雄像とは真逆。

ハンジさんが生きてたら、パラディ島にはハンジさんが行ったのかも。ハンジさんにはパラディ島でしたことやエレンがしでかしたことに対する『責任』があるし。(そうなったらリヴァイも一緒に行ったかな?)
そしてアルミンには、かつて夢見た『世界中を冒険する未来』があった?

ところがエレンがハンジさんを助けず見●しにしたことで、アルミンが団長を引き継ぐことになり、アルミンは『エレンの尻ぬぐい』のために生きることになってしまった。エレンがアルミンを強制的に『世界を救ったヒーロー』にしたから。

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

エレン、まるで『オレが未来を用意してあげました!』みたいなツラしといて、アルミンの夢を汚し妨害しその後も足引っ張ることしかしてねぇ!(世界と島、表向きは『和解』出来ても『溝』はさらに深くした……)

そしてNEW二千年後の君へ……

『バカが力を手にしてしまった』結果、『未来の記憶』という、強力な『最悪な事態回避ツール』『変えられないただの過去の出来事』にしてしまった。
そして結局、パラディ島は滅びるんだもんな……(白目)

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

そらエレンだけのせいじゃないかもしれんけどさ……

でも、どんなにエレンみたいな未来見えてないおバカが『過ち』犯しても、それでも誰かが生き残ってこの子にたどり着くわけだから、人間ってのはしぶといなってラストでした。

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

それにしても、原作では顔とかはっきり描かれてなかったNEW二千年後の君、黒髪やマフラーはミカサを思い出すけど、団子っ鼻はアルミンっぽいなぁ。
大荷物といい、この子がアルミンやミカサの子孫で、世界中自由に旅しているなら胸熱なんだけど。

でもこの終わり方、これから『二千年前の君(エレン)』と出会いそうな悪寒しかしない……それってつまり、肉体が滅んでも『道(死のない世界)』で生き続けたユミルちゃん同様、エレンの意識も『道』で二千年間生きてたってこと……?

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

謎の鳥がちょいちょい出てきたけど、ユミルちゃんが砂で巨人作ってたように、エレンがお砂で作ったん?(どーやって現世に送ったんよという謎は置いといて)

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

エレンが死後、二千年間『道』で1人ぼっちで生き続けてたとしたら、まあ、いまわの際に『みんなと一緒にいたい!』と泣いたエレンへの『罰』としてはふさわしいし、別の見方をすれば『自由になりたい!』という願いが叶ったってことですね! ヨカッタネー。(嫌味)

※なお『思ってたんとちがう!』という苦情の受付先はありません。人類が1人以下だから。

アルミンとの約束

もしこの『NEW二千年後の君』が『アルミンの子孫』だとすると、アニメ版で追加された『アルミンとの再会の約束』を子孫で果たす形になるってこと?

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

進撃の巨人The Final Season完結編 最終章 あの丘の木に向かって

『責任』から逃げまくった結果『自由の奴隷』へと落ちぶれたエレンが、せめてアルミンとの『地獄で会おう』の約束だけでも果たそうと待ち続けたとも言えるかな……?(『その行いが報われる日まで進み続けるんだ。死んでも、死んだ後も』ってそういう……?)

だとしたら、これから地獄が始まるってことになるのよね。
だってアルミンはこう言ったんよ。『あればだけど、地獄で会おう』って。
それ言った時のアルミン、たぶん忘れてたんだと思う。『地獄』とは『現世』のことであるということを……!

進撃の巨人5話[ 諫山創 ]

進撃の巨人5話[ 諫山創 ]

あったよ! 地獄!

ミカサちゃんに巨人駆逐してもらっといて、駆逐駆逐言ってたお前が巨人発生させんのかよ! って気もすっけど……(『地獄』じゃなきゃエレンはアルミンに会えないから……)
もしこの後そうなるとしたら『自分の自由のために自由に旅してるこの子から自由を奪う』という二千年前のお前とまったく変わらんやねーか! ってことになるのですがそれは。(ガチもんのバカは1回死んだ程度では治らんかったということに……)

それはなんかこの子が気の毒なので、光るムカデくんはお隣のわんちゃんに寄生して進撃の巨犬を始めてください。

二千年後のワン「ワイならええんかい」


それでは今回はこの辺で。おもろかったら下にあるイイネボタンを押していただけると元気と勇気とやる気が湧いてきます(*´ω`*)ノ

前回の考察はコチラ

アニメ進撃の巨人The Final Season完結編 最終章『あの丘の木に向かって』感想と考察 キャッチボールで見えるイェレナとジークと時々リヴァイの関係

進撃の巨人考察一覧はコチラ

  • リヴァイしか勝たん。 より:

    こんばんわ‼︎ 考察読ませていただきました‼︎明本の方はとても説明が上手なので、分かりやすくて助かってます…(*´-`)トホホ…
    今まで私が観てきたアニメの中で伏線めっちゃ張られてるなぁ〜‼︎って思いましたw 進撃って何処まで見通して作者さんは作っていたのかが非常に気になりませんか⁉︎(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
    題名にまでも伏線張るとかマジで…。ループ説とかもマジヤベェなって思いましたww
    結局のところエレンが死んでユミルがいない、巨人の力が無くなっているとしても『道』を通じて会ってしまえば、いくらでも巨人がいる世界を作り出すことが可能になる…気がして私は堪りません‼︎←個人的な感想です…。

    • とわこ より:

      コメントありがとうございます! そう言っていただけると書き続けた甲斐があります!

      最初から伏線として張っていたのか、後から伏線ということにしたのか……どっちにせよ、未来の記憶見てたのってエレンじゃなくて先生なんじゃあ? ってくらい伏線すごかったですよね!
      仮に後付けだったとしても、そう思わせないのがすごい……

      最後まで『道』とかムカデくんの謎は残ったけど、そのおかげで、キャラ達は死んでも世界はその後も進み続け、そしてまた、誰かの新たな物語が始まる予感と悪寒を残して終わるラストは進撃らしいなと思いました。おかげでいくらでも妄想出来ます(笑)

  • リヴァイしか勝たん。 より:

    返信ありがとうございますヽ(;▽;)

    そうですよねー。アニメ版でも、エレンの墓の十字架が木の根元にあるのも後付けなのか、それとも元々あったもので、私らが気付かなかったのか…。
    未回収伏線がたくさんあるおかげで、いろんな人達の考察が見れて逆に楽しいと最近思うようになってきましたww 学校の友達とも進撃の話になると愛が溢れて…w
    この間は自習の時間にエレンの年齢の時系列とかを調べたりしてまとめてましたw 一つのアニメでいろんな妄想ができるって良いですよね〜…(*´∀`*)

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