進撃の巨人展FINAL ver.神戸行って来た【大丸神戸店】
2019年の秋頃に行って来たひらパーの『進撃の巨人展FINAL』ですが、2020年7月22日から、今度は大丸神戸店で開催っつーかもう開催中だったようで……
知らんかったわ……(情弱)
近場じゃねーか! 4連休のうちに行けたジャン!(期間は8月9日までなんだけど、行けるうちに行っとかんとコロナでどうなるかわからんし……)
さて、先ほども言いましたが『進撃の巨人展FINAL』なら去年も行って来たんですよね。ひらかたパークの。
↓そん時の記事がコチラ
ただなぁ……この記事書いた当時は考察始めたばっかで『行って来たよー』という『ただの日記』感覚で書いたんだよなぁ……
それがまさか、ここまでガッツリ考察するようになるとは思わんかったわ……(閑古サイトだったはずなのに、気が付きゃ訪問者さんが増えてた。ありがとうリヴァイ兵長……)
今回の神戸開催は喜ばしいことですが、コロナ云々で『みんな行こうぜ!』とも言いづらい。行けない人もいるでしょう。
そんな人のためにも。さいわい近場なのと、『前回もーちょいちゃんと記録しとくんだったなー』という反省を踏まえ、今回はキチンと『進撃の巨人展FINAL ver.神戸』レポートするよ!
なお、気が付くと写真100枚くらい撮ってた……
さすがに全部は無理なんで、厳選したのをさらにいくつか載せてきます。ちょっと見づらいでしょうけど、せめて雰囲気だけでも伝われば。
ひらパーとver.神戸の違い
先に言っとくね。最終回の音はありません。
最終回の音はありません。(大事なことなので二度言いました)
今こそもう一度聞きたかった……! コロナか!? やはりコロナのせいか!?(同じイヤホン使い回しはやっぱ危ないよなぁ……)
あと、音声ガイドもありません。残念。
ちなみにひらパーで聞いた時の最終回の音はこんな感じでした。(当時の日記より抜粋)
津波の音?→悲鳴? または歓声? 海鳥みたいな動物の鳴き声にも聞こえる……→機械音(乗り物だと思う。飛行機? 鉄道?)→爆音色々?→立体機動とブレードの音(これは間違いないと思う……)→轟音に紛れて『エレン!』の声(アルミンだと思う)
だいたいこんな感じだったと思う……最初、『エレン!』の声が聞こえなくて2回聞いた。(想像より小さく聞こえた)
うーん、あの音からしても、飛行艇が飛ぶのは確実だと思うんだよなぁ。
それにしても、スペースの問題でしょうか。ひらパーと比べると規模が小さめ。ジオラマ模型とか、ケースに入れてこぢんまり飾られてた。
雷槍とか立体機動とか見たかったのに残念。
あと、シアターの音漏れがすごい。
『テーマパーク』であるひらパー会場に対し、大丸は『特設会場』だからなぁ。
順路とかはひらパーの時と似た感じに作られてましたが、構造上、入ってすぐのシアターと、タイバーさんの演説シアターが壁一枚隔てたお隣だったようで、そちらの音がすごく聞こえてきます。
上が空いてるから防音できないんでしょうな。ちょっと気が散っちゃう……(始まったらそうでもないんだけど)
ver.神戸は外側も楽しめる!
巨人展の間、大丸神戸店の外観に壁巨人くんが登場しています。
ちゃんと壁の部分も大丸の窓の形に合わせてるのが細かい。窓の位置もちゃんと計算して作ってるよねこれ。
会場の外のパネルとか外の宣伝ポスターとかね。これは会場の中に入らなくても楽しめます。
1Fのジオラマ。壁が崩れて壁巨人くんがこんにちはした時ですね。
こうやってフィギュア並べて見てみると、壁巨人くんマジででけぇなぁ……
フィギュアちっちゃくて見づらいですが、エレン、ミカサ、アルミン、兵長とジャンの5人です。4人でもよかったのにジャン。コニーでもサシャでもハンジさんでもなく、選ばれたのは、ジャンでした。(アニメではたしかに現場にいたけど)
ひらパーにはなかったパネルが結構たくさんありましたね。
アニの前にちゃんとアルミンもセットになってる気の利きよう。
期間終了につきページ削除されたようです……
この辺りは、私のしょぼい写真よりも大丸の公式日記さんのほうがきれいに写真を載せてくれてるんで、こっちを見たほうがいいかも。
大丸公式ブログ
ちなみに会場は密を避けるため、入場規制があります。待たなきゃいけないけど、そのぶんじっくり見れました。
入り口では期間ごとにラフ画のコピーもらえます。神戸では3種類。自分が行った時はミカサちゃんのマフラーありがとうのラフもらえました。
用意周到な自分はちゃんとクリアファイル持ってったよ!(ラフ画と一緒に丸める用ゴムももらえますが、やっぱバッグにしまうと折れちゃうんだよなぁ……)
原画と見比べてみると、顔の向きとかコマ割りが変わってますね。エレンの拳が加わってる。
ちなみに2019年のひらパーでもらったアルミンがこちら。
裏面は掲載時の絵とコメントがあります。字、見えますかね?
ラフとどう変わったか、間違い探しが出来ます。
基本的な順路はひらパーと同じ
最初にシアターで、おなじみのアルミンのナレーションで壁の中と外の真実がスクリーンに映像として流れます。
終わると、最初の選択肢。壁の中か壁の外か選んで進みます。ひらパーの時は壁の中から進んだんで、今回は壁の外から行きます。(後から壁の中もちゃんと見れるんで安心)
原画展。前回はあんまり写真撮らなかったけど、今回は雰囲気お知らせするためにもちゃんと撮影したよ!
でもやっぱこういうのは写真より自分の目で見なきゃだよなぁ……
コロナで三密を避けるためにもデジタル作業のほうが有利な感じになってたけど、こういう『原画展』が開けるのは手書きの原稿。
諫山先生がデジタル派だったらこんな原画展なんて開けなかったよな……
額縁の反射がちょっと映り込んじゃってるのは勘弁やで。
ホワイトの直しとかトーンの削りとかすごいんよ。これ、定規とカッターでトーンの表面シャッシャッシャーって削るの。『切る』んじゃないの。『削る』の。
トーンのぼかしは砂消しで『うおおぉぉ!』とこすります。(※叫ぶ必要はありません)
写真じゃわかり辛いですが、ホワイトは修正以外にもハイライトとして活用したりね。これ全部手作業なんだよなぁ……『漫画家』ってつくづく『職人さん』なんだと思うわ……(だいたいはアシさんがやってるんでしょうけど、手先の器用さ必須。あと集中力も必要なんで目が心配。早死にする人が多い気がするのって……)
デジタルにもデジタルの良さがあるけど(トーンとか道具のコストがかからない)、個人的には諫山先生は今後もアナログで描いて欲しいなぁと思う。
ちなみに展示絵の後ろの壁はレンガっぽい感じしますが、でっかい紙に印刷したものです。(なので当然平面)
大丸の壁のポスターといい、どんだけデカいプリンター使ってんやろ。
降ってくる巨人くんはこちらでも健在。
ver.神戸の展示の仕方
ひらパーはキャラクター一人一人テーマとセットでスペースとって展示してあったけど、ver.神戸はコンパクトにまとめられていました。うーん、ちょっと残念。(仕方なかったってヤツだ)
ごめんジークお兄ちゃん。ちょっとピンボケした。
31巻の原画期待したんだけど、こちらの写真のヤツだけでした。
ひらパーではスクリーンの前のジオラマに雷槍とかマントとか飾られてたんですが、神戸はスペースの問題か、ちょっと奥行きが狭い感じ。
スクリーンの向かい側に、ケース越しで展示してあります。
展示品はケースに入る大きさのものに絞ったのかな?
↑お前さん絶対いるよな。
とはいえ、スクリーンでの巨人戦はやっぱ迫力ちゃいますわ。こんなんがすぐそこで暴れとったら逃げるでほんま。
ちなみに原画展の最後らへんはこんな感じです。
カルラママからの、
ジークお兄ちゃん……
行くぞ。世界を救いに。(この位置だとまるで壁巨人くんがゆーとるみたいやな)
新しいパターンの最終回来るのか?
じっくりラフ画祭り
原画展の次はラフ画のお部屋。
原画もいいけど、ネームの段階のラフ絵も楽しい。ちなみにこれもでっかい紙に印刷したものです。
ラフの中で諫山先生のインタビュー動画が流れています。読者を傷つけたい。
つうか右隣りの芸術品。
ラフ画の中からいくつかピックアップして載せてくね! まずはかわいい系から!
かわいい系(ただ内容)
かわいい系(ただ内容)
もしこっちのネームが採用されてたら、ベルトルトの正体がもっと早くバレてた可能性もあったんだろうか。むしろ『見てはいけないものを見てしまったようだ……』でその場で消されるパターン。(ンなこと出来るタイプじゃない気もするけど)
個人的一番のひっそりインパクト大賞。
お気づきだろうか。
さらに拡大。
支団長の山田花子。
支団長の山田花子。
……………!???!?
いや、あまりにしれーっ、と紛れこんどるからうっかりスルーするところやったやろ!
あんたもしこれこのネームのまま行っとったら最終的に第十四代目団長山田花子爆誕しとったんかい!
司祭をうっかり壁から落とそうとする山田支団長。
部下を振り回して困らせる山田パイセン。
……ハンジさん、けっこー直前まで名前とか決まってなかったんだな……(さらに分隊長ではなく支団長。どっちがえらいんやろ……)
まあ、それを言うとリヴァイ兵長もそのようですが。しかし山田花子にはかなうめぇ。(諫山先生は役回りとか決めてから落とし込んでいくタイプ?)
果たしてガード兵長はリヴァイ兵長ほどの人気を獲得しただろうか。(名前、大事)
マーレの子達も直前まで名前確定してなかったっぽいし。(そういやひらパーで見たオリバー・ピークのラフ画はなかった。残念)
そしてサシャが別人。(このサシャはおいもはふはふしなさそうやな……)
ネームの段階ですげぇ描き込んでいるのもあれば、まったくわからんのもあります。
まったくわからん。
ライナー生きててくれ!
ひらパーではラフ画の次が最終回の音だったんですが、神戸はそれがないので、出るとすぐリーブス商会コウベ出張所となっています。
こちらではジャンとのツーショットが撮れます。
それでは進撃の巨人展FINAL ver.神戸のレポートをお送りいたしました。
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