アニメ進撃の巨人66話 強襲 感想と考察【ファイナルシーズン】
アニメ進撃の巨人66話『強襲』の感想と考察です。ライナアァァァァァ!
といっても、今回はほぼ感想かな。
よその考察とかぶったりとかそりゃねーわなのもあるでしょうが、あたたかく見守ってください。考えるだけなら自由だろ?
原作漫画の大きなネタバレは枠で囲ってますが、他もふんわり混じってることがあるので、アニメ派の方はその辺承知の上でお願いします。
ファルコ、ライナーおててバリアで生還
まるで巨人のおててがお花のつぼみかなんかのごとく、ファルコを守ったライナーさん。
ファルコ、一瞬エレンへの憎しみを抱いたけど、すぐライナーを思い出して気遣うの、いい子やね。
奇しくも『外の世界は敵ばかりじゃない』って、エレンも似たようなことを言ってたんですよね……『すべて敵に見えた(今はそう思ってない)』って。
巨人化状態なんだけど、意識はどっか逝ってる。
『生きる強い意志さえあれば体は修復される』わけだけど、今のエレンの本体、首がえらいことになったままだし『修復されてない』ってことだよね……じゃあエレン本人『生きる意志ない』ってことなのかな?(まさに『お前と同じだよ』状態)
でもエレンがライナーと違うのは、助けを求める声をかけてくれる人がいないどころか自分が『みんなの敵』になっちゃってるんだよ……誰か起こしたげてよぉ!
リヴァイ兵長とジーク戦士長
リヴァイ兵長お待ちかねの獣の巨人さん登場。
なんだかんだでこの2人って色々対比になってんですよね。
ジークが「逃がすな。殲滅しろ」に対し、リヴァイは「死ぬな。生き延びろ」。
ジークが遠距離攻撃得意なのに対し、リヴァイは接近戦。
ジークがぼっち親友ナシ信頼ナシに対しリヴァイは昔から親友と呼べる人がちゃんといて信頼も厚い。
イェレナ「私は?」
ジークが眼鏡で髭でごつくて小汚い浮浪者風に対し(失礼)、リヴァイは清潔を愛するちびっこギャング。
リヴァイ「ちびっこ言うな」
ジークがコーヒー派でリヴァイは紅茶派。
リヴァイが好物は最後に食う派ならきっとジークは好物は真っ先に食う派でしょう知らんけど。
これはもしや、リヴァイの身長があと20センチほど高ければ、逆にジークの身長が縮んでた世界もあったのか……?(背の高い兵長なんて……)
それはそれとして。かっこよく対立したと思っていたら、ソッ……と狩られるジーク。血ぃ飛び散りすぎぃ!
これって、ガリアードくんがエレンにつっこんでくれたおかげで背後を取れたってことだよね? ガリアードくん、ピークちゃんに『私らは戦士長を守ればいーの』言われてたのに……
リヴァイ「サンキュー顎!」
ホント、ナチュラルに倒れるからビビるよね……そして兵長のお顔が殺意しかない。
4年間、エルヴィンとの約束を忘れず堪え忍んできた男だ。面構えが違う。
ガビちゃんとファルコとマガトさん、へーちょーとの初顔合わせ記念。(なんの記念や)
さすがリヴァイ兵長。手口が鮮やかすぎる……
これがキミが見た景色なんだね……
アルミン巨人化記念爆発。(だからなんの記念)
ベルトルト巨人と比べると、ドデカミンは肉が足りず首の骨むき出しで鼻と耳もないんですね。製作者は中の人の可愛さに対しキモめに作る趣味でもあるのでしょうか……
それにしても、爆発がえげつないくらいデカイんですが。レベリオの広場から、軍艦吹っ飛んでんのが見えるってすげぇな……
人一人送り込むだけで軍港消し飛ばせるとか、世界がエルディア人怖がんの、これはしゃーない……
この爆発って調節可能なんでしょうか? そうでなきゃ、トロスト区の壁破る時とか爆発でエレンやられてたでしょ。
そうなるとこのアルミン爆弾、フルパワーってことかな……
アルミン的には、超大型爆弾で実際に街とか吹き飛ばしたのはこれが初めてなんだよなぁ。
ちなみにこの光景、これまでマーレが色んな国で(以下略)
ハンジさんとオニャンコポン登場
さて、アルミンに続き、ハンジさんとオニャンコポンもファイナルシーズン初登場。
オニャンコポン、今回は顔見せ程度のはずなのに、名前のせいで二度見ならぬ二度聞きしたくなるという……
うん。呼んだのがハンジさんなせいで、自分も最初はあだ名かなんかかと思っとったわ。(なお原作では、兵長は一回も彼の名を呼んだことがまだない)
そういやハンジさん、ファイナルシーズンの髪型は原作に寄せたようですね。Season3までは先生がアニメ用に描き下ろした設定画通りだったはず。
さよなラーラちゃん……
65話のアイキャッチでしれっと名前が判明したところでもう退場のラーラちゃん……石の中だからセリフもなしだよ!
硬質化パンチでも砕けない結晶だから、このまま固まっときゃあ勝ち逃げ出来ると思いきや、ガリアードくんがちょっかいかけてくれたおかげで攻略法判明されしまう悲劇。
エレン「サンキュー顎!」
これ、じわじわ砕ける結晶の中で『え? ちょ、マジ? うせやろ?』の心境やろな……逃げるに逃げられないし、怖くても叫ぶことも出来ないし……じわじわ砕かれながら、最終的に『フルーツジュースみたいに砕かれて絞り●される』って、ある意味、即死のお兄ちゃんのほうがマシな死に方……(表情変わんないのが逆に怖い……目だけは動くんだね)
ラーラちゃん、別に戦士とか軍人でもなくメイドさんだよね……?
そら巨人継承者だから、特訓的なのはしてただろうけど、実戦経験とかはゼロでは?
ほぼ民間人なのに初戦がラスボス戦という無理ゲー要求されるとか、ラーラちゃんはヴィリーお兄ちゃんにキレてもいいと思うの。
それにしてもタイバー家の権力の源が『戦槌の巨人の保有』だと思うと、それを失った今、ヴィリーの奥さんとかフィーネちゃん達、これから大変やろな……『戦槌のないタイバー家なんてその辺のエルディア人と同じ』とみなされりゃ、立場はだいぶ弱くなりそう。
ガリアード君もトラウマになるよこんなん……
なお、そんなガリアードくんの今回の功績はこちら。
- パンツァー隊のピンチに駆けつけサポート
- 持ち場を離れてくれたおかげで兵長がジークを狩れる
- エレンが戦槌攻略法発見出来る
- エレンが戦槌を食える
- エレンに食われそうになったおかげでライナーが立ち上がる
この戦いで一番活躍したのって、ある意味ガリアードくん。(なお、敵味方は関係ない模様)
さよならピークちゃんファンクラブの皆さま……
サシャが立派なスナイパーに。相手の顔をしっかり見なきゃいけないぶんメンタルに来るって聞くけど、繊細さんには無理な仕事や……(繊細な人はそもそも兵士に向かんけど)
サシャといいジャンといい、装甲の隙間にちゃんとぶち当てるの、訓練兵団10番内で卒業しただけあってやっぱ優秀。
ピークちゃん側は、これまで色んな戦場で無敵状態だったろうから、1人やられると動揺するよね……あの冷静なピークちゃんが、感情出して怒るんだもんな……
なお、後ろの写真。
ちなみに64話のこの画像で言うと、まん中のふとっちょ君は出撃してないですね。乗るとこないし、整備担当なのか? 右下の眼鏡がカルロくん。
ちなみにエンディングを見た限り、名前あるのはカルロくんだけのようで。名前があったりセリフがちょっと多めだったりサシャに狙われたりと、ある意味優遇されてるな……(なんてヤな優遇)
ピークちゃん大好きだねキミ……
パンツァー隊の仲良し集合写真はともかく、ピークちゃんの横顔はもしや隠し撮りか?
先ほどの64話の画像で言うところのスカーフくん。
左上のあんちゃん。この2人は見えるとこに写真とかは貼ってない。
ちなみにこちら、もう一人の小柄なあんちゃんのほう。
こちらは一瞬ピークちゃんの写真かと思ったけど、腕章してないし、もしや彼女の写真か?
拡大。
うん。こういうところに細かいの仕込んで視聴者をまた鬱にしにくる……散り際に『ピークさん!』言わせたりさぁ……(パンツァー隊のみなさん、これもう体バラバラなんじゃあ……)
出番少なかったしカルロくん以外名前すら不明だというのに、みんなピークちゃん大好きなのはわかる……
そしてピークちゃんがえらいことになってしまった……
ジャン、ピークちゃんへのトドメ失敗。
ファルコの姿に一瞬躊躇するとこ、兵士としては『しくじった』ことになるんだろうけど、それでこそジャンがジャンである所以で好きだよ。
ライナァァァァァァァァァ!
66話見どころ。ライナーが完全に遅れてやってくるヒーロー。
さあ、みんなでライナーを呼ぶんだ! ライナァァァァァァァァァ!
どんなに自分が辛くても、苦しくても、助けを求める子供達の声で立ち上がるヒーローの鏡……!
みんながちゃんとピンチになったタイミングでちゃんとやってくる。それがライナーだ! 専用BGM(歌つき)くらい流れていいと思う。
ポルコ「いや、もっと早く来いよ……」
ラーラ「全然間に合ってなくない……?」
エレンも、ライナー無視して先にガリア―ドくん食うくらい出来ただろうに、ちゃんと中断して注目しちゃうの、ライナー大好きだよね……
* * *
それでは今回はこの辺で。おもろかったら下にあるイイネボタンを押していただけると元気と勇気とやる気が湧いてきます(*´ω`*)ノ
↓次の考察はコチラ
↓前回の考察はコチラ
↓アニメ65話はコチラ
こんにちは!
いつもコメントの返信ありがとうございます。ドキドキ。
最近、暇になるとHDに残ってるFSを見返してます←どんだけ。
ですが、アニメだと流し見してしまうからか、わかりにくいのでとわこさんの考察で補完しにきました^_^
①ダイバーさんの目的。
これはとわこさんの考察を読まないとわからなかったです。
この回の後に3年前の回想シーンがあって、射撃場?でアルミンが「世界に僕達に戦う意志がないことをわかってもらう為に〜」ってあって、アルミンは本来このルートを模索してた。
だから、ダイバーさんと手を組めたのならば、地ならしなんぞやらずに、平和的解決できたのではと思ったのですが…ダイバーさんも単に世界平和を目指してたんじゃなくて、あくまで世界で力を合わせてパラディ島を襲撃させるための一芝居だったんですね。悲しい。
でも、パラディ島の人々が潜入してるの知ってて、わざと誘き寄せて、エレンに手紙送らせて…ての前になんとかならんかったんかなぁ。はぁ。←まぁ地ならししないと話の展開的には面白くないんだろうけど。
②巨人って生きたまま食べないと継承されないのでは?
エレンはラーラちゃんの血を飲んでるイメージだったのですが…これは生きたままという概念にあてはまるのか?
まぁでも普通に咀嚼すれば死ぬし、顎という入れ歯を使って肉片も細かく砕いて食べたようなもの?
保険で飲んだダイバーさんに至っては丸飲みだったけど、もしダイバーさんが戦鎚だったならば、初めのエレンの巨人化のように、お腹の中で巨人化される心配はなかったの?とか、疑問が続々と出てきます…脊髄液だけでオッケーならジーク汁飲んだ人全員、量産型無垢ではなく獣になれるとか…。
③やっぱりライナー
やっぱりライナーですよね!このシーン大好きです!あげてくれて感激です!
これを観てから、困った時や暇な時はライナーと叫ばずにはいられなくなりました…ライナーどうしてくれる。
あとは、サシャだけ胸あてがなかった悲劇や、リヴァイ兵長だけブレイドや使ってたり、マント羽織ってたり、パンツァー隊の飾ってある写真とか…
こんな細かい描写まで見つけるとはさすがとわこさん!
今日も読んでて楽しかったです!
では失礼します^_^
ご、ごめんなさい。
追記です。
タイバーさんの考察は前回でしたね。
しかも、とんちんかんな方向へ思い違いを…す、すみませんでした汗
①の理由はまずは腐り切ったマーレ上層部の排除。
(タイバーさんは同胞だけど、あくまでマーレ側の人間だったのが悲しい…)
その後は地ならし発動されても世界で力を合わせれば何とかなる位に思ってたのかな。
あぁ、やっぱり話し合えれば良かった。
いつもコメントありがとうございます!(*・∀・*)
①
タイバーさんはなぁ……決して『悪い人』ではないし責任感もあったんだろうけど、結局『強い者の味方』でしたよね。(アニメ80話の考察みたいに、本当にマーレにルーツがあったのかも)
『立場が弱くなりつつあるマーレを守る』という大義名分のため、『もっと立場の弱い者(マーレのエルディア人とパラディ島)』に身を削ってもらった・もらおうとしたんですから。『弱い者』を守るのが本当の『強き者』の使命ですぜ旦那……!
そして自分は、まんまと『みんなのために我が身を犠牲にした超いい人』になった、と。
それ、完全にエレンや。だまされへんで……
タイバーさんもマガトさんも、ヒィズルが考えていたように『島がぷち地鳴らしで世界をけん制』してくれれば『それもそれで共存だよね☆』と思ってたんでしょうね……
誤算だったのは、まさかエレンが『本当にフルパワー地鳴らしするバカ』だったとまでは思ってなかったことでしょうか。まさに『嘘から出た実』。
②
タイバーさんは真っ二つにされてたから、背骨もやられてませんかね?
始祖ユミルちゃんは光るムカデくんに寄生されて巨人化したので、元となるムカデくんの分裂の限界が九つまでだったのかも?
無垢と九つの巨人の違いは、『ムカデくんが入ってるか否か』だったりするんでしょうかね……無垢巨人は『ムカデ汁がよく出た脊髄液』で生まれ、継承者の中にいる『ムカデくんそのもの』が入る事で人の形に戻れるとか。
となると、ラーラちゃんは文字通り『骨の髄まで絞られ』て、エレンは『脊髄液』ではなく『ムカデくん』をお口にinしちゃったんですかね……
それに『巨人継承者が誰にも食われずに死んだ場合は、ユミルの民の赤子に勝手に継承される』わけだから、首切断で死ぬとそこから空気に触れた脊髄液が蒸発しちゃって、座標を通じてムカデくんは『道』に戻り、それから赤子継承?
ということは『生きたまま』というより『蒸発する前(道に帰られる前)』にムカデくんを体内に入れる必要があるのかも。つまり、脊髄液は鮮度が大事……!(醤油か)
③
ピンチになると叫びたくなるこの言葉。
ライナァァァァァァァァァ!
なんとかなりそうな気がするふしぎ!