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【+Style B300】ロボット掃除機導入したった【使用感】

+Style B300

以前から悩んでいたアイツをついに導入しました。

そう、ロボット掃除機を……!

+Style B300

+Style B300 箱の中一式

ブラシとダストボックスに取り付けるフィルターが予備で付いてくる。

キッチンは割とマメに雑巾がけしてたんですが、和室がな……(※ウチは掃除機使わずコロコロと雑巾とホウキ)
畳は週1ペースでホウキで掃いてたんですが、ここんとこちょっとサボり気味だったんや……
そんなわけで食洗器に続き、掃除も文明の利器に頼ろうぜ! と、ついに導入しちゃいました。

+Style B300の詳細はコチラ

聞いたことのないメーカーだったんですが、国産メーカーです。
安すぎるもの不安だし、高すぎるのもアレだしで悩んでいたんですが、Amazonで2万円以内と無難な価格帯。ちなみにメーカーサイトで2年保証で1万7000円ほどになってた。
なんだAmazonよりこっちのが安いじゃん! と思っていたら、次の日、Amazonをもっかい確認したらタイムセールで1万6000円に……!
タイムセールに背中を押された。タイムセールの魔力……!

ちなみに2020年7月25日現在、Amazonチェックしたら上位機種しか出てこない。あれ? 販売終了したってこと? ただの売り切れ?(交換部品は出てくるけど)
今買うなら、メーカーサイトでということになるかな。2年保障つくよ。

楽天にも店舗あります。

さて、この+Style B300さんの基本的な機能は、

  1. フローリング、畳OK
  2. 水拭きも出来るよ!
  3. おうちのWi-Fiにつなげれば、スマホのアプリで操作可能!

ホンマ、ロボット掃除機も種類ありすぎてどれがいいのか悩んだんですよね……レビュー見たって、当然いい評価も悪い評価もあるし、実際自分で使ってみないことにはわからん。
そしてこの価格帯ではめずらしく、操作アプリがついてます。
が、果たしてどこまで必要なのか? という疑問もありました。掃除機なんだから、吸い込むだけでもよくね? ってのもあったし。

水拭き機能もなぁ……必要ないかも? と思ったんですが、そういやウチでは、1年もせんうちに雑巾ワイパー3本逝っとるし……(いや……普通に使ってたよ? うん、普通に)
たとえ1本なら1000円の雑巾ワイパーも、3本買えば3000円になるんや!(3本の矢みたいに言うな)

そんなわけで悩みに悩んだけど、タイムセールにトドメをさされ、値段の割に機能てんこ盛りなこの子にしました。

+Style B300はこんな人におすすめ

このB300さん、説明書がペラ紙1枚入ってるだけなんですよね。

+Style B300

+Style B300 説明書

しかも『説明書』は『説明書』でも、同梱品とか『アプリを使ってね☆』の説明だけで、使用方法はネットのマニュアルから確認する前提。

かといって、アプリにマニュアルへのリンクがあるのかっつーと、そんなこたぁないので、ふつーにGoogle検索です。(『+Style B300 マニュアル』で検索しよう!)
ちなみにこちらが使用マニュアルです。割ときちんと作られてんのに、なんでアプリから見られへんの……

B300操作法マニュアル

もちろん、使うだけなら本体のボタン押すだけでも動くから、アプリなくてもさほど問題はない気もするけど、音声消したり、吸い込み力の設定(初期は中)、走行パターン選んだりは出来ない。

なので、どうせこの掃除機使うんなら、アプリもセットで使う前提となります。スマートスピーカーにも対応。
そういやサイトの製品見たら、同じアプリで操作する家電ばっかや……いわゆる『家電のIoT』というヤツですな。
それを積極的にやってるメーカーのようなんで『IoTとかよーわからん』『なんでもかんでもネットに繋げんのは……』という人は、他の掃除機のほうがいいかもしれません。

+Styleアプリの機能をチェック!

ところでこのB300さん、一番驚いたのが、最初に充電しようとして、

B300「充電を開始します」

え? しゃべんのあんた?(ちなみに女性アナウンサー風ボイス)

そして静かな室内でいきなり「充電が完了しました」ってお知らせされるとちょっとびびる。しかも声でかいよ。

というわけで、まずはこの音声を切るか小さくしたかったので、スマホにアプリを入れましょう。

アプリを使うには、アカウントを作成してログインする必要があるんですが、別にこれ用に作らんでもGoogleアカウントとかでもログイン可能。
ログインしたら、まずは掃除機を検索してホームルーターのパスワード入力するだけです。基本的に画面通りにやるだけなんで簡単。

……が、しょっぱなからWi-Fi設定がうまくいかない。

ええ、なんでつながんないのー? と、アプリの画面に従って操作したり、ヘルプページ見ながらルーター側の設定(うちはWiMAX使用)も確認したけどおかしなところが見当たらず、最悪、メーカーに問い合わせか……と思っていたら、

Wi-Fiのパスワードを勘違いしてただけでした。

あっさり繋がりました。いやー、ルーターだけ他とパターン違うパスワードにしてたのすっかり忘れてたわ……(世の中パスワードだらけだよね……)

Wi-Fiが繋がらないという方へ
そのパスワードが本当にルーターのパスワードとして合っているのかチェックしようね☆

なお、音声はアプリの『設定』からOFFに出来ます。(ボリューム変更は出来ない模様)

+Style B300

+Style B300 アプリ画面

ちなみにWi-Fi設定の初期化は、本体のスタートボタンとホームボタンを同時に長押しのようです。(何度も適当にいじってたら発見)
+Style B300

マッピング機能って?

アプリから見れるのは、簡易のマッピング機能とか(ランダム走行のみ)、お掃除履歴とかですね。
このお掃除履歴ってのも、たまに数値がおかしい日がありますが、たぶん、充電ステーションに戻れなかったせいでしょう……

+Style B300 アプリ画面

100分とか400分超えてるってなんやねん

ダストボックスも、別に一杯になったらお知らせしてくれるわけでもなく、単純に使用時間を表示してくれてるだけのようです。

まあ、この辺はオマケ程度で、肝心なのはマッピング機能ですね。
通ったところをマッピングしてくれますが、これも、別に部屋の形を記憶するんじゃなく、毎回新規で図面が作られていく感じ。まあ、『簡易』と言ってるからこんなもんか。

+Style B300 アプリ画面

+Style B300 アプリ画面

最初は『マッピングとかなんの意味あんの?』と思ってたんですが……家出る前に動かして、移動中にアプリで図面が広がっていくのを確認すると『おー、動いてる動いてる』という安心感が得られます。
ついでに、ヘンなトコで引っかかって力尽きてることも確認出来ます。B300さん止まってるのに充電中になってないってことは……あっ。(察し)

掃除が終わって充電ステーションに無事帰宅出来たら『充電中』になり、マップも消えます。

充電ステーションへの帰宅に関してですが、動いてる途中で人力で本体担いで動かしたりしてたら、己を見失って迷子になるようです。別の部屋に運んで掃除する時は、帰る時も人力で帰してあげなきゃだね……

B300さんの使用感チェック!

さて、こっからは肝心のお掃除能力についてです。
壁などの障害物はセンサーで察知し、方向転換してくれるようなんですが、机の脚とかはけっこー勢いよくガンッ! と激突するねこの子……
狭いトコとか、ガンッ! ガンッ! ガンッ! と激突しながら方向転換してんのみると、この子頭打ちすぎておかしくなんないかちと心配になるよ……頭どこか知らんけど。(軽いもんだと、激突した勢いで動く)
ランダムに走り回って、最後は壁沿いをお掃除しておうち(充電ステーション)に帰ってく流れのようです。

当然ではありますが、ホコリはちゃんと取ってくれてます。
+Style B300
……けっこーゴミあった……(なお、写真は初掃除の結果)
吸い込み力は『中』でこれだから、ちょっとサボり気味だったことを加味しても結構取れてる……むしろホウキより取れてる?
普段、ホウキで掃除してたからわかるんですが、ホウキのいいところって『どんくらいゴミが出たのか目で見てわかる』ってことなんですよね。
それと比較すると、ホウキでここまでホコリ取れたことあったかな……やっぱ、掃除機の吸引力にはかなわないのか……

起こった悲劇

あと、どのロボット掃除機にも言えることですが、事前に部屋の中の物は面倒くさがらずにちゃんと片付けましょう。
スマホの充電ケーブル
↑起こった悲劇

フックに引っ掛けてたはずのスマホの充電ケーブルがいつの間にか落ちてしまったようで……面倒くさがらずにコンセントからはずして、机に置くなりするべきだった。
吸い込まれただけならよかったのですが、あー、うん。これはアカン……
ケーブルの類は注意したほうがいいと思う。

B300さん注意点

うちでは和室のふすま外してるんですが、B300さん、ふすまの段差程度なら、助走を付ければ乗り越えられます。助走なしだとダメだけど。
ただ、それが限界ってところでしょうか。それよりちょっと高い段差は下りることは出来ても登るのは無理ですね。

玄関の段差も、うちはちょうど靴の高さ程度の段差なんですが、うっかり靴をそのままにしておくと、靴の上を通って落ちちゃうんで、掃除の際は靴も段差から離したほうがいいです。それがなければ、落ちることは今のところない。(ただ水拭きモードにしたら、玄関の段差の角に引っかかって停止した……)

B300さんの水拭き機能チェック!

このB300さんは水拭きも出来ます。
+Style B300
写真ではひっくり返してますが、雑巾のセットは別にひっくり返さんでも、下からカンタンに差し込むことが可能。

+Style B300
でもって、ダストボックスをはずし、代わりに水タンクをセット。後はいつも通り開始ボタンを押すだけ。

拭いた感じですが、別に水浸しになるわけでもなく、悪くはないとは思うんだけど……そんなに床面積広くないし、自分で雑巾ワイパーかけたほうが早くきれいに出来る気もするなぁ……

水拭き前にやっとくこと

ちなみに水拭きの際の注意点ですが、

  • 水拭きモードではゴミの吸い取りは出来ない
  • 本体裏のメインブラシははずしとけ

ダストボックスが入ってるところに水タンクをセットするんで、当然ゴミの吸い込みは出来ません。(吸ったところでゴミの行き先ないからね……)
ゴミが目立つ場合は、先に通常モードでゴミ吸ってからやりましょう。
+Style B300
あと、本体裏の吸い込み口についてるメインブラシです。
別に説明書にははずせともなんとも書いてないんですが、個人的には水拭きの際は外したほうがいいかと。
+Style B300
つまみを両側から押すとカンタンにはずれます。

なにせ初めて使った時、ブラシつけたままやったのですが、

メインブラシについてたホコリが水に濡れて床に汚れを広げてしまう事案が発生。

水拭き試す前、すでに和室の掃除を毎日やってもらってたんですよね……
すると、本体の吸い込み口のメインブラシとか、ダストボックス周辺にホコリが付きます。
で、そのままタンク交換して雑巾セットして水拭きしたら、吸い込み口の汚れたメインブラシやダストボックス周辺が水で濡れて(メインブラシに付いた水がボックス周辺を濡らしちゃう模様)、ブラシについてたホコリが床にべちゃぁとつくという……

終わったかな? と思って見に行ったら、掃除機周辺の床が水吸ったホコリのダマとか黒い水で汚れてた……(掃除の最後らへんだけだったようだけど……)
水びたしのブラシ洗いながら、あ、ブラシはずしてやりゃあいいのか……と気づいた。

ある意味、これがなけりゃあ一生メインブラシはずさんかったかも?
『水拭き機能あるけど使わなくなった』ってのは、結局こういう『ひと手間』の存在なんだろうなぁ……いっそ『水拭き専用』にもう一台買えばええんちゃう? 知らんけど。

B300さんに拭いてもらった後の床を人力雑巾で拭いてみた

さて、肝心なのは水拭き機能です。やはり人力には勝てないんじゃないですかね。
だって自分で雑巾がけした時はゴミも一緒にからめとるんだけど、このB300さんの雑巾、終わってから見てみると、あんまりゴミが絡まってないんや……

これがB300さんに拭いてもらった後。

グレーなんで汚れはよくわからんけど、一応、卵の殻とかピーマンの種とか細かいゴミは多少はくっついてる。
でも髪の毛とか大きめのゴミはさすがに取れてない。ダストボックスはずしてるんだから当然っちゃあ当然ですけど。

もしかしてこれ、床なでてるだけ? 落ちてる髪の毛とかもそのまんまだし。
ならば検証しようじゃないか!

検証の手順は、

  1. B300さんに水拭きしてもらう
  2. 終わったら、自分で雑巾ワイパーで水拭き

という単純なもので、2で雑巾に汚れがさほどついてなければ合格です。(姑か)
それでは検証結果。

結果:割と拭けてる。

こちらがB300さんに拭いてもらったあと、人力で拭いた雑巾。

……色付雑巾なんで写真じゃよくわからんな……新品の白雑巾がありゃあよかったんですが。

ただまあ、髪の毛がずいぶんついてます。さすがに髪の毛まではB300の水拭き機能では取れない。
とはいえ、毎日雑巾がけしてた時は、ホコリのダマが毎回雑巾に絡まってたんですよ。
それがないってことは、ホコリそのものは拭けてるってことかな?

※元々、頻繁に雑巾がけしてた床で検証したので、何日も掃除してない床だとどうかはさすがに不明。

ということは、日替わりで『通常のお掃除→水拭き→通常のお掃除』とやってりゃあ、常にきれいな状態を保てそうです。
早い話が掃除とは『昨日やったから今日やらなくていいってもんじゃねぇ。常にしろ』というどこぞの兵長が言いそうなことを守るのが一番正しいということでしょうか……

結論:掃除は毎日しろ

畳も拭いてみた

怖くてすぐには試せなかった畳の水拭きを試してみました。
まあ、さすがに畳の目に沿って、という動きは無理なんですがね。

結果:悪くない

通った後を触ってチェックしてみましたが、まあ、通った直後は湿ってるけど、すぐ乾くし。むしろ力入れて拭かない分、割と畳にやさしく拭けてる?
普段は毎日吸い込み掃除してもらって、週1で水拭きしてもらうとかアリかも。
ただ、さすがに留守中に任せっぱなしは怖いかな。止まったら、その部分の畳にずっと濡れた雑巾がくっついてるわけですから。

ロボット掃除機の雑巾を自分で作ることは可能か

結論:無理。

+Style B300
B300さんの雑巾の外し方

マジックテープで留めてあるんですが、さらに横にスライドして引き抜く仕様になってるようです。なにこの初見殺し。

なんか、雑巾に溝にはめる用の芯みたいなのがついてんですよね。これがないと、雑巾をしっかり固定できない。
これって他のロボット掃除機も同じなんだろうか……
うーん、となると、掃除機用のぞうきんの自作は難しいかなぁ……Amazonで1枚1000円もするんですが……(他の替えブラシやフィルターとかも1000円くらい)

B300さん命名式

さて、B300さんB300さん言い続けるのもアレなんで、お名前をつけてあげましょう。
アプリから変更可能。
+Style B300 アプリ画面
↑ここから

+Style B300 アプリ画面
↑こー行って

+Style B300 アプリ画面
↑こー行く

名前か……なんにしようか……
とりあえず、

+Style B300 アプリ画面
命名:しろまる

見たまんまじゃねーか!

【しろまるにっき】
スイッチを入れると、一直線に走り出して障害物にガンッ! と激突しちゃったけど何食わぬ顔で方向転換してごまかすしろまる。

障害物にひっかかっておうちに帰れず、途方に暮れて泣きつかれてその場で寝ちゃうしろまる。(※スリープモード)

いっしょうけんめい雑巾がけしてたら、段差から滑り落ちちゃって動けなくなるうっかりしろまる。

……なぜだろう。なんか名前変えただけですべてが許せるような気がしてきた……
それにしてもこの名前、なんか聞き覚えあるような……

……………。

あ……ああ! 白鷺城!(※姫路城の別称)

しろまるひめ公式ウェブサイトより

かわいいよね。しろまるひめ……

+Style B300さんまとめ

総合的にまとめると、

【アプリで出来ること】

  • タッチするだけでお掃除開始
  • ランダム走行や壁際走行、スポット走行も選べる
  • マッピング機能は、外出中にちゃんと動いているか確認出来るから便利(※なお、部屋の形を記憶するものではない模様)
  • 音声のON・OFF設定
  • 吸い込み力を『強・中・弱』に設定可能(初期は中)
  • 総稼働時間の記憶
  • 消耗品の使用時間
  • 掃除機にお名前が付けられるよ!
  • アプリにマニュアルへのリンクはないからふつーに『+Style B300 マニュアル』で検索しましょう

【掃除機としての機能】

  • ボタン押すだけなので、掃除をサボりがちな人にはおススメ
  • 吸い込み力は問題なし。ただし角とかは案の定吸い込めない。(これは丸型掃除機の宿命……)
  • 机の脚とか、結構勢いよくガンッ! と行くんで大事な家具は注意
  • 人間が掃除機に合わせろ(※片付けはちゃんとしましょう)
  • ふすまの段差程度なら乗り越えられる。ただし助走のためのスペースが必要
  • 水拭き機能は便利だけど、セットするのが面倒→自分で拭いたらぁ! になる可能性もなくもない
  • 水拭きモードではゴミの吸い込みが出来ないので、通常お掃除と併用
  • 構造上、雑巾の自作は無理。ボロくなったら素直に買いましょう

総合的に見て、割と満足でした。つうか1回使い出すと、もう手放せないな……

ロボット掃除機のなにがいいって、毎日掃除が出来るってことでしょうか。
なにしろボタン一つでお掃除してくれるんだもんなぁ……自分でホウキとか雑巾使って掃除するとなると、せいぜい週1で掃除した気分になっちゃう。
でも毎日『ホコリが溜まる前にお掃除してもらえる』ってのは、アレルギー持ちにはありがたい。(髪の毛とかホコリは毎日出るんですよね……)

そんなわけでロボット掃除機、買うかどうか迷ってる人は、ひとまず使ってみなはれ。