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進撃の巨人 進撃のヒモ男考察その4 何も変えられなかったエレンと雰囲気にやられたコニー達編【最終回ネタバレ】

進撃の巨人アイキャッチ

進撃のヒモ男・エレン被害者の会第4回。今回は最終回の『なんかいいヤツだった感』にやられちゃってるコニー達です。

個人的な感想を交えた考察です。過去考察で書いたことも混じってるよ!
エレン・イェーガーさんに対して個人的に思ったことを好き放題に書いているので、『エレンすてき☆ カッコイイ!』と思っていたい方速やかにお引き取りいただくことをオススメします。
139話最終回ネタバレ含みます。

進撃のヒモ男被害者の会・コニー達104期編

散々突き放し、対話を拒んでおきながら、最終回で『実はすでにアルミン達と個別に会ってました』ってのが判明したのは、まあ、アルミン達にとってはよかったとは思う。なんもわからんままお別れよりは。

けど、これもなんかさぁ……エレン視点だと、この期に及んで『こういう事情だったんですぅ! だからオレのことは嫌いにならないでください!』って下心が感じられるのよね……だって会いに行ったタイミング、始祖パワー手に入れて『自由だ!(目的を達成)』してからジャン……
結局エレン、仲間達に嫌われたくなかったんじゃないの?

進撃の巨人67話[ 諫山創 ]

進撃の巨人67話[ 諫山創 ]

父ちゃんに嫌われたくなくて父ちゃんの言いなりになろうとしたヒストリアのように、エレンはエレンに嫌われたくなくてエレンの言いなりになり、達成した途端、ノコノコ仲間達にツラ見せに行った、と……(エレンのすることすべて悪意的に見ちゃう病患者)

ジャンやコニー達はエレンの行動を『俺達のために』と思ってたから、責めるどころか『お前だって悲しかったよな!?』なんてエレンを思いやること言ってるけど、これ、『エレンが未来を知っているなんて思っていないからこそ出た言葉』だからね?
しかもエレンは『べっ、別にあんたらのためにやったんじゃないんだからね!』とすら言わないし……エレン、ちゃんとコニーに言ったの? 『全部知ってましたー』って……(当時知らんかったとしても『じゃあなぜ未来のお前は過去のお前に知らせなかった』という謎があってだな……)

進撃の巨人133話[ 諫山創 ]

進撃の巨人133話[ 諫山創 ]

コニー、『お前の立場になろうともしなかった』って思いやること言ってるけど、『エレンの立場』になって考えたって理解不能だと思うよ。
だってコニーがエレンの立場だったら、『サシャが死ぬ』とわかって『何もしない』なんてありえないし、『母ちゃんとこに巨人送り込む』なんてもっとありえねぇから!
いる? こん中に『自分の自由のため』に親を巨人に食わすようなヤツ……(コニー達はもちろん『家族のため』に戦士になったライナー達も絶対ありえん……)

エレンと違って、コニーは『自分は馬鹿だ』って自覚があるから、『未来の記憶』なんてわけわからんもん見ちゃったら絶対仲間達にしゃべって、もっと良い方法はないか相談してたよ! コニーかしこいから!(馬鹿なのかかしこいのかどっちやねん)
もうエレンには主人公不信任案通して、コニーを主人公にしようぜ!(※もう完結してます)

アルミン「僕じゃないんだ……」

稀代の雰囲気詐欺師

結局、『未来を変える行動をしなかった』ってことは、『あの景色』と『仲間』を天秤にかけて、『あの景色(自由)』を選んだってことになるんですよ……だってエレンは『自分の自由が奪われるくらいならそいつから自由を奪う』ような子だもんね? だから母ちゃん●したんでしょ?(なぜそっちの一貫性は貫く)
あなた、仲間達の『俺達のためにこんなことしないでくれ!』って言葉をどんな気分で聞いてたの……?

進撃の巨人133話[ 諫山創 ]

進撃の巨人133話[ 諫山創 ]

↓この辺のエレンについてはコチラでも

進撃の巨人 人類を救うのはエルヴィンだった?神か悪魔かエレンの正体考察!【動画版 最終回ネタバレ】

ミカサといいヒストリアといいユミルちゃんといい、エレンって女の子達だけでなく他の仲間達までをも『自分の都合のいい子』にして渡り歩いた甘ったれヒモ野郎だったクセに、ラストでは『なんかいいヤツ風』に思われてるのがシンプルに腹立つ。

エレン本人も『自分がヒモ野郎だ』という自覚がなさそうなのがまた……

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

めちゃくちゃ『悪いことした後』のはずなのに、なにこの『いいこと』しちゃった感。

人間に戻れたおかげで、ジャンやコニーだけでなく、ライナーやアニ、ピークちゃん達までもが『そうか、お前このために……』って、完全に雰囲気詐欺師にやられちゃってる!
あんたら、もっとキレてもええんやで……?

ジャンやコニー達、後でエレンの矛盾に気づいてちゃんとブチギレてるといいんだけど。気づいたところで、もう蹴りの一発、文句のひとつも言えやしねぇ……!
せめてジャンは『道』でブチギレて、エレンをどつきまくってたことを祈る。

ガチもんの偽善者

コニーやジャン達があんまり怒ってないの、これってやっぱ『お前らが大事』が尾を引いてるってことかな……
ついさっき殴られて別れを考えたけど、過去の『美しい思い出の彼』を捨てきれずに結局別れられないヤツや!

進撃の巨人108話[ 諫山創 ]

進撃の巨人108話[ 諫山創 ]

でもさー。これ、エレンがその後やらかしたことを勘案した上で順位をつけると、

オレの自由☆>>>超えられないウォール・シーナ>>>超えられないウォール・ローゼ>>>超えられないウォール・マリア>>>仲間達

このヘタレクソヒモ野郎……!

……うん。嘘は言ってないよね。ただ順位が違っただけで。(※『他の他人』よりは大事だが『オレの自由より大事』とは言ってない)

そして巨人が消えたことで、ここまでのエレンの行動にみんな『納得しちゃってる感』醸し出してるけど、それ『自分の中にあるエレンとの美しい思い出』を守ろうとする自己防衛機能ではないでしょうか……? だって『未来の記憶をしゃべらなかった理由』にまったくなってないですよね……?(未来を変える気ゼロ)

『いいヤツ』は母ちゃんを巨人に食わせることもしなければ、大量殺戮もしねぇ……!(ライナーやアルミン達は戦争(公の責任)で人をあやめたけど、エレンは『自分の自由(私)』のために大虐殺をしたからね?)

どんなに愛を語ろうと、行動に反映されなければないのと同じだからね?

どんなに愛を語ろうと、行動に反映されなければないのと同じ。(大事なことなので2度言いました)

愛を語ったエレンさんは仲間を守ることも助けることも特にしなかったけど(それどころか危害を加えまくった)、愛を語られた仲間達はエレンを信じて駆けつけた。
この手腕……まさにプロヒモニスト自由形……!
エルヴィンは自分を『詐欺師』とか言ってたけど、ちゃんと有言実行してたぞ!

まさかエレンは『巨人を消した→みんなを救ってあげた=オレの仲間達への愛☆』なんて思ってないよね……?
でもそれ、望んだのエレンであって、仲間の誰かが望んだわけじゃないよね?
たとえるなら、『自分が欲しいものは相手も欲しいと思ってるに違いない!』と、リサーチもなんもせんと一方的にプレゼントするヤツじゃないでしょうか……(そして喜ばれなかったら『喜ばない相手が悪い』とばかりに不機嫌になるヤツ……)

しかもそれやったのエレンじゃないからね? やったのはミカサちゃんだからね? だってミカサがあの選択をしなければ巨人は特に消えなかったわけジャン?

つまりエレンがしたことは、彼女や嫁さんが用意した『相手への思いやり』がこもった素敵なプレゼントを『自分から手渡す』ことで『自分の手柄』にするヤツだったんだよ!

ガチもんの『偽善者』って、きっとエレンみたいなヤツだと思う。(本人無自覚そうなのがマジでガチっぽい)

なんにも変えられなかったエレン

巨人化能力が消えたことで、まあ、確かに仲間達や人類は、ある意味『エレンに救われた』わけですが。(でも私はみんなを救ったのはエレンではなくアルミンやミカサちゃん達だと思ってるからね……?)
島もなぁ……まあ、たしかにこっちも『エレンに救われた』と言えるけど、でも最終回で『戦え戦え』言ってんの、ガッカリしたんですよね。島だけなんにも変わってなくて。

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 最終話[ 諫山創 ]

が、よくよく考えてみれば、これ当然でしたね。
だって『何かを変えることができる人』とは『大事なものを捨てられる人』だから。

進撃の巨人27話[ 諫山創 ]

進撃の巨人27話[ 諫山創 ]

なんにも捨てられないヘタレクソ甘ヒモ野郎が『救った(つもり)』程度で、『何か』が変わるわけがなかった……!

島が変わったの、結局アルミン達が戻ってからジャン! やっぱ自分は自分のやりたいことやるだけやって、面倒な後片付けは全部仲間任せのヒモ野郎!
お前、ほんっっっっっと! なんっっっにも! なんっっっっっっっっっにも変えられなかったなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

進撃の巨人50話[ 諫山創 ]

進撃の巨人50話[ 諫山創 ]

こん時の涙マジでなんやったんやエレーーーーーーーーーーーーーン!

こんな姿を見せられて『まったく成長していませんでした』と誰が思うよ……!

進撃の巨人72話[ 諫山創 ]

進撃の巨人72話[ 諫山創 ]

なんなのこれ? 成長分退化したの? それとも『自分の自由』のためなら『自分』から『成長したオレ』まで奪うというの? それとも『成長した』と思ってたのは読者の錯覚だったの……?

『人類史上』かどうかは知らんけど! 私史上ここまで残念なことした主人公、他にいねぇよ! ヒモリンピックぶっちぎりで金メダルだよ!(何の競技や)

もう天国でザックレーwith兵団OBプレゼンツ・秋の進撃芸術祭で盛大に芸術の花火咲かせてこいよ!

進撃の巨人 122話[ 諫山創 ]

進撃の巨人 122話[ 諫山創 ] ※秋の雑コラ祭り

ザックレー「たくさんの椅子をご用意してお待ちしております☆」
ピクシス「地獄に逃げるんじゃないかのぅ……」

コメントありがとうございます!

金目銀目さん
お久しぶりです! 『鬼は外、鬼も福も内』理論はわかりやすいですね!
人は、都合の悪いものは排除するということを昔から行っていますが、『なんでもかんでも排除するのではなく共存を考えていきましょう』というのは、現実の世界でも最近になって強まってきた価値観ですよね。進撃ワールドの時代背景を考えると、ハンジさんは時代を先取りしすぎていた……?
ある意味、作中どころが現実世界の誰よりも一番未来に進撃してたんじゃあ……(エレンは進撃は進撃でも後ろに進撃してた……?)

リヴァイは『受け身』というより、単純に『欲がない』から傍目にそう見えちゃうだけなのでは? と思います。ミカサもそうかも。
和平交渉の特使にアッカーマンが含まれてないのは、リヴァイは『死んだ仲間のため』、ミカサは『エレンのため』に戦ってたからじゃないでしょうかね? つまり最初から最後まで『べっ、別にあんたたち(人類)のために戦ったんじゃないんだからね!』というのがこの2人であり、『自分の役目は終わった』と思ってたから、『世界のため』というスケールのデカいものに参加する気になれなかったのかもしれませんね。(まあ、リヴァイは単に身体問題かもしれませんが……)
ちょっと長くなりそうなので、兵長のことは別の機会に語ろうと思います。コメントありがとうございました~!(*・∀・*)

* * *

それでは今回はこの辺で。おもろかったら下にあるイイネボタンを押していただけると元気と勇気とやる気が湧いてきます(*´ω`*)ノ
次回はエレンに『母ちゃん』にされてしまったハンジさんや兵団上層部の大人組編。

↓次はコチラ

進撃の巨人 進撃のヒモ男考察その5 反抗期のエレンと母ちゃんにされたハンジさん達兵団の大人組編【最終回ネタバレ】

↓前回の考察はコチラ

進撃の巨人 進撃のヒモ男考察その3 信じ続けたのは真理か友情か。アルミンが捨てたもの編【最終回ネタバレ】

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